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アンリ・マチス 金魚

8月末ですが、まだまだ猛暑が続きますね、、、、そこで涼し気な作品をと思い、アンリ・マチスの「金魚」を紹介します。

金魚

この作品は今から多分2005または2006年に都立美術館で開催されたプーシキン美術館美術館の展覧会に出展されていました。

夏に涼しさを与えてくれる金魚。見ているだけで涼しくなってきます。
金魚鉢がテーブルの上に乗ってるようにも、池の上に金魚鉢が浮いているようにも見える浮遊感、色鮮やかな植物が猛暑でイライラしがちな心を静めてくれる一品です。4匹いるうち一番左の金魚の口をぱくぱくさせている描写が秀逸ですね。右上の2匹は目線があっているので会話をしているようです。写実性を追求しているわけではないのに目の前で金魚が泳いでるように感じる不思議な作品です。

今年の夏は都立美術館でアンリ・マチスの展覧会が開催されていましたが、残念ながら行く機会がなかったです(涙)。涼しさを感じる作品は多くある中でこの作品を選んだのは、行けなくて残念だったから過去に見たことがある作品を今一度じっくり鑑賞したかったからです。本作を含めて4点の金魚を描いた静物画があるそうなので来日してくれることを願っております。
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狭山市立博物館

8月13日に狭山市博物館で開催中の「ざんねんないきもの展」に行きました。

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まずはファイティングポーズがきまっているホッキョクグマです。毛を刈ると黒いそうです。

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猛獣といえばライオンと虎ですが、彼らは意外と狩りが下手だとか、、、、、剥製との距離が近いのでじっくり観察できるのがよいです。他にも様々な動物の意外な一面を知ることができますが、見るべき生き物はよろいをまとった貝「ウロコフネタマガイ【スケーリーフット】」の標本です。深海にすむ巻貝で体の一部が金属!!この企画展は9月3日まで開催されています。

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さて、狭山市博物館は埼玉県狭山市(所沢の隣にあります。)の歴史を紹介する施設です。
こちらは市内で発掘されたアケボノゾウの骨格模型です。

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板碑です。板碑は中世の関東で盛んに作られた石の卒塔婆です。

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漏斗状の井戸である「まいまいず井戸」です。小学生の頃、東京でも埼玉に近い地域にはよくあったそうです。
この博物館の1階と2階はこの井戸をモチーフにした漏斗状のスロープです。この意匠も見どころですがスマホのカメラでは1枚に写しきれませんでした。

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戦前の民家を再現したものです。
狭山はお茶の名産地なので狭山茶に関する展示もあります。

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最後に明治時代末から大正時代に営業していた入間馬車鉄道です。
今回紹介した画像以外にも狭山市内で採集された昆虫の標本とか出土した土器等見どころあります。駅から歩いて5分という立地も良かったです。

千住氷川神社 足立区千住

長円寺の次にお参りしたのが千住氷川神社です。

氷川千住 (20)

1692年に前回紹介した長円寺境内に創建された神社です。

氷川千住 (21)

足立区は「氷川神社」が多い地域です。この後も大川町氷川神社をお参りする予定でしたが猛暑のため断念しました。

氷川千住 (22)

千住は宿場町として栄えていたせいか、町ごとに神社があるようです。このブログで紹介している足立区の神社は今のところ千住中心です。

氷川千住 (23)

氷川神社内に合祀される高正天満宮です。千住で寺子屋を経営していた高梨家が創建したものです。

氷川千住 (24)

質素ながらの重厚な社殿です。なお、裏手はJRの線路です。
この神社の最寄り駅である北千住はJR、東武、東京メトロ2路線、つくばエクスプレスが乗り入れる大ターミナルで今なお交通の要所です。
氷川千住 (19)

こちらは横山家住宅です。千住本氷川神社から千住氷川神社に行く道中にあります。北千住にはこのような古民家や戦前からある近代建築物も多く残されています。

氷川千住 (26)

千住氷川神社から北千住駅に向かう道中にあるNTTドコモの店に展示されていた携帯電話です。これらの機種は私が学生の頃は高値の花でした。

氷川千住 (25)

F501iは私が初めて購入した携帯電話です。とても懐かしい!!
この次に買ったノキアの端末(機種名は失念)とフリップ部がCFカード形状になっていって直接PCに接続できた611Sは無かったです(見落とし?)。この記事を書いて思い出したのがPHSとして通話できi-modeも利用できる「ドッチーモ」というサービスがありましたね。
AUやソフトバンクにも歴代の機種を展示した店はあるのでしょうか?北千住に昔懐かしの携帯電話が展示されていることはこの日まで知らず、旧友と思いがけず再会した気分でした。

ずかんミュージアム銀座

8月16日に家族で「ずかんミュージアム銀座」に行きました。
「小学館の図鑑 NEOシリーズ」をテーマにした新感覚の体験型施設です。プロジェクションマッピングに映し出された動物達を観察し、「記録の石」という装置に観察した動物を記録することができます。館内は撮影も可能です。

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百獣の王ライオンです。映し出される映像は動物達の生息域、時間帯に応じて変化します。

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アフリカゾウです。単なる映像ではなく鳴き声も再現されています。

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マーゲイです。中南米に住むネコ科の動物です。なんと他の動物の鳴き声をまねることができるそうです。私が今一番見たい哺乳類です。

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もちろん人気者のジャイアントパンダもいます。画面の動物が光ったタイミングで「記録の石」の画面をタッチすると観察記録が装置に保存されますが、ポケモンをゲットした気分になります。

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アマゾンカワイルカです。哺乳類はもちろんのこと生息域・時間帯に応じた鳥類、爬虫類、両生類も観察できます。

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ピラルクーとダイオウイカです。深海生物、魚類、昆虫類も観察できます。
「記録の石」を操作しつつのスマホ撮影はかなり難しいので、紹介した生き物はごく一部です。
家族連れはもちろんのこと、大人だけでも楽しめる施設ですが、今年の9月3日に閉館するので行くなら今すぐです。

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