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鶴岡八幡宮

8月17日に鶴岡八幡宮をお参りしました。

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二の鳥居です。段葛は多少の木陰があるので暑さをしのげます。

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時間帯は10時台。蓮の花はまだ咲いていました。杜の緑に涼しさを感じます。酷暑は辛うじて避けられました。

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舞殿です。向拝を口に見立てると私には龍に見えます。唐破風の優雅さが龍ような勇壮さが上手く調和しています。

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狛犬様の後ろにあるのが大銀杏の子孫です。若葉は漲る生命力の象徴ですね。この幹は先代の大銀杏が再生したものです。改めて植物の生命力・霊力の凄さを感じます。

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本宮です。都内にある八幡神社の多くは鶴岡八幡宮を勧請したものです。いわば都内に数多くある八幡神社の棟梁なのでいつ見ても堂々としています。

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龍の彫刻が鮮やかで周囲の森とうまく調和していい感じ!

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この画像からは見えずらいですが、遠く由比ガ浜、つまり太平洋が見渡せます。壮大な気分になるので私が鶴岡八幡宮で一番好きな風景です。

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白旗神社です。朱色の本宮とは対照的に渋い拝殿がいいです。

鶴岡八幡宮御朱印

御朱印です。平成19年に頂いたものです。このころはまだ大銀杏がありました。元も姿までになるのにはあと何年かかるのでしょうか?少なくとも私は生きていないので息子に見届けるようにと伝えましたが、、、伝わったかな?
本当は隅々まで散策したいところでしたが、この日は息子の鉄分補給を兼ねたので江ノ電からの湘南モノレールで大船に向かいました。
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島村信之 夢の箱

我が家には現在4匹のクワガタがいます。そこで今回紹介する作品は島村信之の「夢の箱」です。

2019年03月07日21時33分18秒0003
 
日本の写実絵画の巨匠である島村信之は上品な美人画を描く一方で、ロブスター(こちら)やこの作品のような昆虫も描きます。 
甲虫の堅いボディーは重機、戦車、モビールスーツと力強さの象徴ともいえるものを連想します。
また、甲虫の光沢は美しいです。コガネムシの鮮やかさもいいですが、カブトムシ・クワガタの黒い光沢は漆塗りのような美しさがあり、褐色の光沢は上質の皮製品のようです。だから甲虫は人気のある昆虫です。
甲虫好きにはクワガタの標本箱はまさに夢の箱。虫好きにはたまらない作品です。

さて、現在いるクワガタは幼虫から育てたコクワガタ1匹、同じく幼虫から育てたオオクワガタのオスとメス、捕獲したノコギリクワガタです。お盆頃まではカブトムシもいました。夜中に飼育籠をひっかく音で目が覚めることもありますが幼虫から育てると愛着がわきます。オオクワガタは最初グリとグラと名付けましたが、オス・メスのペアーなのでウルトラマンエースにちなんで「北斗」と「南」にしました。ちなみにカブトムシは毎年オスは「斎藤」(伝染るんですの斎藤さん)、メスは「サイトウ」(ポケモンのキャラ)と名付けています。
クワガタは長生きするので無事越冬できるといいなと思っています。

赤羽八幡神社 北区赤羽台

8月15日に赤羽八幡神社をお参りしました。

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この神社は武蔵野台地の東端の高台にあり、坂上田村麻呂が東征の際に当地に陣を敷き祭神を勧請した古社です。

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徳川幕府から7石余の朱印を受領した格式の高い神社です。

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この神社の見どころの一つは彫刻です。拝殿は大正12年の関東大震災により被害を受け、昭和6年に改築されました。
この神社がある東京都北区周辺は軍需工場が多く当然空襲の標的になったのですが、奇跡的に戦災を免れているので貴重な拝殿と言えます。

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拝殿左側にある応神天皇をあやす武内宿禰と神功皇后の彫刻です。

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拝殿右側にある三韓征伐の彫刻です。

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木鼻は赤い瞳が印象的。モビルスーツに見えるのは私だけ?

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この神社は境内から新幹線がよく見えることで有名のせいか、駅名標がありました。

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境内東側の崖の下はJR東北本線です。

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西側は新幹線と埼京線のトンネルです。
なんとこの神社の真下は新幹線の線路です。新幹線が真下を走る神社は日本唯一らしいです。
今回この神社をお参りした動機は鉄分補給です。鉄道好きで寺社巡りが好きな方々にはお勧めです。
また上京して東京の寺社巡りをしたい方々にもお勧めします。JR東日本の新幹線が真下をとおる珍しさはもちろんのこと、この神社は東京の地形の妙を楽しめるからです。

INTERMEDIATHEQUE

静嘉堂文庫美術館の次に東京駅近くのJPタワー/KITTEにあるINTERMEDIATHEQUEに行きました。
東京大学が所蔵する文化遺産、主に骨格標本および剥製を常設展示しています。

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こちらは帝大時代の講義室を再現したものです。左手にあるのは映写機です。レーザ発射する器具にも見えます。

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館内は骨格標本が充実しています。博物館というよりは実験室にいるような知的な空間です。

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窓の外は東京駅丸の内口。剥製と駅舎の組み合わせがシュールです。そこがいい!!

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丸ビルと魚の骨格標本です。手前の魚はホウボウ。この魚は羽のようなヒレがあるので本当に飛んでいるようです。

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オキゴンドウという鯨の骨格標本です。
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馬の骨格標本です。

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狸と狐の剥製です。しっぽのモフモフが可愛いですね。別の場所には骨格標本もありました。

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猿の骨格標本達です。人間に近いので「死を想え」という言葉が浮かびます。

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キリンの骨格標本です。頭の角にも骨があることを初めて知りました。
骨格標本を見て太ももと腰あたりの骨がたくましく美しいと感じました。どの動物も骨格になると以外とスレンダーですがモグラはズングリしており、特にあばら骨が他の動物よりズングリしていたのが印象的でした。
なお、骨格標本以外にも押し花、昆虫の標本もあります。それでいて入場無料!!とても充実の博物館でした。

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