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ニコライ・アストルプ ユルステルの春の夜

3月30日に新宿のSOMPO美術館で開催中の「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」展に行きました。
北欧四か国の画家の作品を展示した展覧会で見た作品を紹介していきます。まずはノルウェーの画家であるニコライ・アストルプです。

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ニコライ・アストルプはノルウェー南部のユルステルで暮らし、豊かな自然や家族を描いた画家です。
春の夜といっても明るいですね。ノルウェーの春の日照時間を調べたら、4月06:44-20:00,以後日の出は早く、日没は長くなり6月は04:08-22:23。場所によっては白夜です。
右の女性が刈り取っているのはルバーブ。北欧では春先から初夏が旬のようです。この絵は夕食または夜食に食べるルバーブを刈り取ってるところのようです。

急斜面に作った畑の向こうにも山が見えます。ふもとにある青いものはフィヨルドでしょうか?
国土のほとんどが山で氷河による谷も多いそうです。この展覧会に出展されている風景画は氷河が作った風景を楽しむことができます。数ある作品の中でこの作品を選んだのは絵葉書があったことに加え、明るい夜、氷河が作った地形、北欧人の暮らしぶりが一目で伝わるからです。次回はムンクです。

港区立みなと科学館 「すごいぞ!昆虫総選挙」

3月20日に港区立みなと科学館 「すごいぞ!昆虫総選挙」に行き、その後、神社を2社お参りしてから東京タワーに行きました。
順次紹介していきます。まずは5月26日まで開催中の港区立みなと科学館 「すごいぞ!昆虫総選挙」です。

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高さ2.35m、全長6.3mの「オオカマキリの巨大模型」です。最強の捕食者がこのくらいのサイズになると迫力がありすぎます。
たまたま居合わせた男性が連れの方に「バキだ」と言っていたので
気になっってググったところ、公式サイトからの引用ですが。「上最強の男、勇次郎との決戦に向けて、トレーニングに励む刃牙。しかしそのトレーニングの相手はなんと昆虫のカマキリ。刃牙は自分のイメージの中で100キロのカマキリを作り出し、命がけの死闘を繰り広げる!」とのこと。

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昆虫の標本です。比較的新しいせいかどの昆虫も色鮮やかですね。
青い蝶々はモルフォ蝶です。実に美しいです。AIがどんなに精巧な人物を描いても自然の作り出すものには敵わないようです。

この企画展では昆虫達の中から一番すごいと思った‟推し昆虫”に投票することができます。私はタマムシを推します。緑と赤の光沢が美しい!自宅近所の河川敷で羽が落ちているのを見たのでもしかしたらいるのでは?是非捕獲したのですが、、、彼らは基本的に木の高いところを飛び回る捕獲の難易度がカブトムシより高い甲虫です。(カブトムシ・クワガタは手づかみでも捕獲可能)

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全長1.3mの巨大カブトムシ模型です。カブトムシの外骨格はなめらかでつるつるしてないようです。カブトムシはかっこいい昆虫の代表ですが、なんで捕食されやすい見た目で飛びにくい姿なのか?と思ってしまいます。
なお、科学館の常設展示には港区に生息する昆虫の標本がありカブトムシもいるようです。ビルだらけのイメージですが一方で国立科学博物館分園といった場所もあるので思っている以上に生息する昆虫の種類は多いです。

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この企画展の趣旨はバイオミメティクスの視点から、昆虫の“すごい”を改めて実感することです。
左側はガの目 (モスアイ) の構造を活かした反射防止フィルムです。通常のアクリル板では撮影者が写り込むのですが全く写っていません。この企画展で一番昆虫の凄さを実感した展示です。

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最後にに昆虫の重さが分かる積み木です。天秤にのせて各昆虫の重さを比較できます。意外なのはカブトムシ。幼虫の方が重く蛹、成虫になるにつれて軽くなるようです。
子供向けの企画展なので息子と行きましたが、大人でも十分楽しめます。昆虫好きな方には是非お勧めしたいです。

チャイルド・ハッサム「花摘み、フランス式庭園にて」とデウィット・パーシャル「ハーミット・クリーク・キャニオン」

4月7日まで東京都美術館で開催される「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」の続きです。
今回は2作品紹介します。

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上段はデウィット・パーシャルの「ハーミット・クリーク・キャニオン」です。
風景画は各国の風景を楽しむことができますね。アメリカらしくグランドキャニオンを描いた作品です。
デウィット・パーシャルはカリフォルニアを拠点にしていた画家です。
展覧会HPにあった解説からの引用ですが鉄道会社の依頼でグランドキャニオンを訪れた際に「この世のものとは思われない輝きに包まれて、半狂乱で縁のあたりを何時間もさまよい歩いた」そうです。グランドキャニオンに行ったことはないのですが時間に経過とともに印象を変える断崖絶壁・奇石を見てみたいものです。

下段はチャイルド・ハッサムの「花摘み、フランス式庭園にて」です。この展覧会の目玉というべき作品です。
チャイルド・ハッサムはボストンで成功を収めたのちパリでバルビゾン派や印象派の作品に出合い影響を受けました。この作品はハッサムが滞仏中に夏を過ごした、パリ郊外の友人宅の庭園とのことです。
印象派は光の描写を楽しむのものだと個人的に思っておりますが、この作品に描かれているうららかな木漏れ日にはくつろぎを感じます。

以上、印象派がフランス以外の画家達に与えた影響と国ごとに異なる画風を楽しめる展覧会でした。

久富稲荷神社 世田谷区新町

3月16日に実家に行った際、久富稲荷神社をお参りしました。

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参道はかつて大山道と呼ばれていた街道に面しております。

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入口から約250メートル進んだ先に神社があります。実に長い参道です。

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かつて境内にフクロウが住んでいたことにちなむ祠です。

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1931年に造営された社殿です。

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この神社の近辺には旧日本軍の施設があり爆撃の対象になっていたかもしれないので、戦災を乗り越えた彫刻が現存していることに神々しさを感じます。

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龍の彫刻も良いですが狐の彫刻にも注目です。世田谷区は起伏が激しく「沢」という地名が多いことから水辺も多かったようです。
そのような野原で遊ぶ狐を連想しました。
なお、近隣にある桜神宮も緻密な彫刻が施されているそうですが、この日はすごく混んでいたので断念しました。

sakuina (7)

この神社は桜新町にあります。
桜新町といえばサザエさんですね。この神社をお参りした際にふと気づいたのですが、かつお達が公園や原っぱで遊んでいるシーンは見ますが境内で遊んでいるシーンは見た覚えがないです。

なお、この神社は落合さよりの「ぎんぎつね」という漫画の舞台です。神社を舞台にした漫画を描いたから落合さよりのイラストが参拝の仕方の案内板に使われているのだと納得しました。

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