ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 女占い師
美しい物語を愛でる小説があるように、ホラー小説もあります。
そこで今回紹介する作品は光と闇の対比が美しいことで知られるジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」です。

国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」は美しい西洋絵画の殿堂ですが、展覧会のポスターにも使用されているこの作品は、美しいというより怖いです。
怖い絵といえば、月岡芳年の凄惨な作品も見たことがありますがまだ2次元のこととして楽しむ余裕があります。
一方この作品は、右側の占い師の狡猾な顔、左の若者の詐欺にかかっていることに気づかずむしろ論破してやると言いたげな顔だけならユーモラスな作品ですが、右から2番目の女性の冷たい顔には恐ろしさを感じます。
恥ずかしながら昔スマホがロックされ、解除依頼の電話をかけてしまったことがあります。その時の詐欺グループの執拗で冷たい声色、狡猾さに背筋が凍りました。途中で我に返って電話切って急いで着信拒否したので事なきを得ましたが、だまされているときというのは不思議なものでこの若者のように全然気づきません。だからこの作品は詐欺師の恐ろしさを描いているので皆様にも詐欺に気を付けていただきたく紹介しました。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「 いかさま師 (ダイヤのAを持った)」もどうぞ。
そこで今回紹介する作品は光と闇の対比が美しいことで知られるジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」です。

国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」は美しい西洋絵画の殿堂ですが、展覧会のポスターにも使用されているこの作品は、美しいというより怖いです。
怖い絵といえば、月岡芳年の凄惨な作品も見たことがありますがまだ2次元のこととして楽しむ余裕があります。
一方この作品は、右側の占い師の狡猾な顔、左の若者の詐欺にかかっていることに気づかずむしろ論破してやると言いたげな顔だけならユーモラスな作品ですが、右から2番目の女性の冷たい顔には恐ろしさを感じます。
恥ずかしながら昔スマホがロックされ、解除依頼の電話をかけてしまったことがあります。その時の詐欺グループの執拗で冷たい声色、狡猾さに背筋が凍りました。途中で我に返って電話切って急いで着信拒否したので事なきを得ましたが、だまされているときというのは不思議なものでこの若者のように全然気づきません。だからこの作品は詐欺師の恐ろしさを描いているので皆様にも詐欺に気を付けていただきたく紹介しました。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「 いかさま師 (ダイヤのAを持った)」もどうぞ。
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