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紫式部日記絵巻

10月9日に五島美術館に行き、国宝の「紫式部絵巻」を見ました。

murasakishikibu (2)

murasakishikibu (3)

 上段は「五島本第一段」です。
 10月17日の夜に藤原斉信(左)と藤原実成(右)が、宮の内侍(右上)と紫式部(中央)を訪ねる場面。絵葉書をスキャンしたもので省略されていますが、左側に大きく庭と月が描かれていました。現代風にいえば窓から映える景色が見えるオフィスで社員同士が雑談している場面でしょうか。
 下段は「五島本第二段」です。
 皇子誕生50日目の祝の日の様子です。のちの後一条天皇を抱く中宮彰子と女房たちを描いています。こちらは赤ちゃんを祝福している様子が伝わりますが、十二単って重そうです。昔は全てが人力でした。雅な方々は非力なイメージですが案外現代人より筋力があったかもしれませんね。

 さて、いずれの作品も加藤純子による復元模写も展示されていました。
 原本では黒ずんでいる調度品、公達・女房の衣裳は鮮やかです。特に調度品の鮮やかな赤が目を引きました。平安貴族は様々な種類の赤と黄緑に囲まれていたようです。
 合わせて展示されている詞書に書かれている文章が無学のため理解できないが残念ですが、絵巻からは仕事の合間のちょっとしたひと時を生き生きと描いていることが分かります。
 5月に源氏物語絵巻を見た際に、この美術館のもう一つのお宝である紫式部日記絵巻も見たいと思いましたが、案外早く叶いました。次回も紫式部日記絵巻を紹介します。
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