落合芳幾 東京日日新聞の錦絵
3月10日に三菱一号館美術館で開催中の「芳幾・芳年—国芳門下の2大ライバル」に行きました。
一部の作品は撮影可能のため、今回は撮影した作品を紹介します。

落合芳幾は日本初の日刊紙である東京日日新聞の発起人であり、新聞錦絵の先駆です。こちらの作品は開版予告です。

大阪在住の薬屋の男性が妻の浮気相手に「京人形をくれてやる」といって妻に大きな熨斗をつけて追い出した図です。今でいえば「スカっ」とした話でしょうか、、、クズな男をフル話は定番のコンテンツですが、明治時代はクズな女をフル話の方が多かったのでしょうか?

海藻や貝殻がついて岩のような姿になった鰐が人を襲った話です。
今でいえば怪魚、UMAが現れた!!というノリの話でしょうか?手がついてるので怪獣そのもの。明治時代の人々も怪獣が好きだったようです。浮世絵をみていると今も昔も人々の好きなものは変わらないと実感します。
新聞は明治時代に生まれた新しいメディアです。浮世絵は今でこそ日本を代表する美術品ですが当時は浮世絵こそが「メディア」そのもの。今回紹介した作品は進化した浮世絵と思い、数ある撮影可能な作品から東京日日新聞の錦絵を選びました。次回は月岡芳年です。
一部の作品は撮影可能のため、今回は撮影した作品を紹介します。

落合芳幾は日本初の日刊紙である東京日日新聞の発起人であり、新聞錦絵の先駆です。こちらの作品は開版予告です。

大阪在住の薬屋の男性が妻の浮気相手に「京人形をくれてやる」といって妻に大きな熨斗をつけて追い出した図です。今でいえば「スカっ」とした話でしょうか、、、クズな男をフル話は定番のコンテンツですが、明治時代はクズな女をフル話の方が多かったのでしょうか?

海藻や貝殻がついて岩のような姿になった鰐が人を襲った話です。
今でいえば怪魚、UMAが現れた!!というノリの話でしょうか?手がついてるので怪獣そのもの。明治時代の人々も怪獣が好きだったようです。浮世絵をみていると今も昔も人々の好きなものは変わらないと実感します。
新聞は明治時代に生まれた新しいメディアです。浮世絵は今でこそ日本を代表する美術品ですが当時は浮世絵こそが「メディア」そのもの。今回紹介した作品は進化した浮世絵と思い、数ある撮影可能な作品から東京日日新聞の錦絵を選びました。次回は月岡芳年です。
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