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オーギュスト・ルノアール パリ、トリニティ広場 パリスの審判

前回はモネでした。とくればルノアールの作品を紹介しないわけにはいけません。
上段は「パリ、トリニティ広場」、下段は「パリスの審判」です。

hirobi (5)

何気ない年の風景です。左側の教会はサントトリニテ教会です。1867年に竣工された教会です。この作品が描かれたのは1875年なので当時は比較的新しい教会だったようです。
いうなれば新しいスポットを描いたと思いきや、、、私見ではありますが、この教会はパリ・コミューンに一部破壊されたそうです。史実によるとルノアールはパリ・コミューンがパリを破壊したことを苦々しく思っていたそうです。この作品は暴徒による破壊から平穏を取り戻したことを物語っているのかもしれません。

hirobi (7)

加齢により絵筆を持つことが困難になった最晩年の作品です。
ルノアールといえば豊満な裸婦像ですが、この作品はいわばルノアールの理想そのものです。個人毎ですが若いころは一言でいえばグラビアアイドルのような体形が美と思っており、豊満な裸婦像は興味が無かったです。年を得るにつれて豊満な女性がいいと思うようになりました。見ていて安心感を感じます。

さて、今までルノアール作品は光に満ちているところが魅力と思っていましたが、上段の作品とこの作品を見ると光や空気がらせんのように動いているように見えます。そのせいか躍動感を感じます。ルノアールの作品は今まで何回も見たことがあり、見返すとやはりらせんを描くような躍動感を感じる作品もあります。いままでの自分の鑑賞眼は何だったのか?と考え込みました。

ひろしま美術館編はまだ続きます。
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