谷中安規 月のロケーション

 クリスマスが近いせいか、ベランダから見える建設中のタワーマンションが電飾されていました。
 会社近くの丸の内、銀座はイルミネーションだらけなのに、職場がある京橋は一切なしです。つくづく京橋は
Theオフィス街なんだな~と思う今日この頃です。

夜景をテーマにした作品を紹介してますが、第2弾は谷中安規の「月のロケーション」です。

月のロケーション

 夜の風景は時に幻想的で、別世界とリンクしている気分になります。谷中安規はそんな気分を具体的に表現しています。

 谷中安規は明治30年に生まれ。内田百けんの本の装幀などを手掛ける。彼のほか、与謝野晶子や堀口大學、川上澄生、棟方志功などと親交があった。1946年に49才した版画家です。
 牧歌的でいながら呪術的、モダンでありながら泥臭い感じがする独特な作品ですが、見る者をぐいぐい引き込む不思議な版画です。

 月夜とか夜の風景をモチーフにした作品が多く、この作品はその一つです。タロットカードでは月は「自らが導く、未だ見えざる真実への道程。それを辿ることの困難」を意味するそうです。「月」が「高み」の象徴だとしたら、版画家として、美術家としての「高み」を目指そうといろいろ精進している様を表現してると思います。

 この作品は府中市立美術館が所蔵しています。府中市立美術館は谷中安規のポストカードセットを販売していることから、まとまったコレクションを所蔵しているようです。(買ったのは多分6年前。今でも売ってるかどうかは要確認です)。現在、国立近代美術館の常設展示に谷中安規の代表作「ドラゴンズ・ドリーム」と「青春の墓標」が展示中です。是非この独特な世界に引き込まれてみたください。ではまた!!次回は再びゴッホです。

↓よろしければクリックをお願いします
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://5dama2.blog96.fc2.com/tb.php/167-8d7cbc60

«  | HOME |  »

プロフィール

だまけん

Author:だまけん
当ブログへようこそ!
当ブログではお勧めのアート、御朱印の情報を発信します。


最新記事


最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック


検索フォーム


カテゴリ

未分類 (0)
外国人画家 (202)
アメリカ (16)
イギリス (25)
イタリア・スペイン (15)
オランダ (27)
スイス・ドイツ・オーストリア (27)
フランス (47)
ベルギー (31)
ロシア・その他西欧 (14)
日本人画家 (151)
江戸 (40)
明治~昭和 (47)
現代 (64)
寺社巡り (235)
江東 (14)
台東 (29)
中央 (14)
千代田 (14)
豊島 (18)
港 (18)
文京 (27)
足立・葛飾・江戸川 (3)
墨田・荒川 (8)
板橋・北・練馬 (14)
渋谷・新宿・中野 (14)
世田谷・杉並 (17)
目黒・品川・大田 (7)
東京多摩地域 (10)
神奈川・その他東日本 (18)
京都奈良・その他西日本 (10)
名所・旧跡 (25)