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フェルメール 「恋文」と「手紙を書く女と召使い」

 フェルメールの展覧会が上野の森美術館で開催され、耳目を集めているので2作品紹介します。
 「恋文」と「手紙を書く女と召使い」です。個人的にこの2作品は連作のような気がしています。まずは「恋文」です。

恋文

 鑑賞者はまるで家政婦になったかのように女主人の恋の行方を見守るという演出が心憎いこの作品は「手紙を書く女と召使い」より前に描かれたそうです。
  
 楽器と楽譜と脱ぎ捨てた靴は性的なこと恋愛的なことの寓意で、背景の雲と海の絵は女性の揺れ動く心を象徴だそうです。意中の相手から恋文をもらってびっくりし、それが召使いにばれて困惑。召使いはその様子を見てしたり顔をしていると思われます。
 
 手紙を書く婦人と召使い

 次に「手紙を書く女と召使い」です。
 先ほどの「恋文」は意中の男性から恋文が届いた図で、この作品はその男性に返事を描いている図だから両作品が連作かもしれないと思っています。手前の床には投げ捨てられたような手紙があり、この女性は前回受け取った手紙の返事を推敲中と思われます。

 さて、上司が考え事しているとき、部下としては早く考えまとめろよ~と思いつつも、見て見ぬふりをしがちです。
 召使いが別な方向を見ているのは、いらいらしている主人を見て見ぬふりしているからで、腕を組んでるのは「早くしろ!」と思ってるからでしょう。この様が私には「コミカル」に見えました。

 聞くところによると件の展覧会は日時指定制。行ける日に行けるかわからないのがつらいところです、、、、 
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