山本大貴 Waiting

 今日は、前々から行こうと思っていたホキ美術館の展覧会「存在の美‐まなざし・微笑み・憂い」に行って来ました。
 今週と来週は今回の展覧会で良かった作品を紹介していきます。第一弾は山本大貴氏の「Waiting」です。

waiting.jpg

 今回はこの作品と再会しに行ったといってもよいでしょう。
 この作品は日本橋の高島屋の脇にあるギャラリー春風洞画廊で今開催された、「第5回 アヴニール展(洋画グループ展)」という展覧会で見たことがあります。

 作品タイトルの「Waiting」は「待っている」の他、「仕えている」という意味があります。蝋燭は静謐感と生命感の象徴ですが、東海製蝋という蝋燭メーカーのHPによると、「自らを燃やしながら周りを浄化し、辺りに光を送り続けることから「超我の奉仕」を象徴する」そうです。このことから、絵の女性はウェイトレスやメイドといった「仕える」仕事している人に見えます。
 
 この絵の特徴は蝋燭の灯りです。山本大貴氏の作品にやや冷たい印象をもつ方もいらっしゃると思いますが、蝋燭の灯りの明るさ、暖かさにそういった印象が吹き飛ぶます。
 蝋燭を配置した作品は他にも「明日への扉」と「In her eyes」があります。三作品とも蝋燭が画面に静謐感と生命感を与えており、これらは連作だと思われます。

 次回は石黒賢一朗氏の作品を紹介します。

このブログで紹介している山本大貴の作品は次の通りです。合わせてご覧ください

Composition-50(こちら
Light Music!(こちら
Ray at 2:00pm(こちら
「静寂の声 still voice」(こちら
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Comment

[238]

こんにちは
私も行こう行こうとして今日も行けなかったのですが、
ここの作品は写実なのに個性が分かって面白いですよね。
今後の記事も楽しみにしております^^

[239] Re: タイトルなし

こんばんんわ!
 コメントありがとうございます。
 今回はこの展覧会に合わせて描いた作品が多いらしく、見応えがありました。
 個性的と言えば、石黒賢一朗氏の作品が一番個性的で、美術館のHPにある作品以外にも
個性的な作品があったのでお勧めです。

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