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東洲斎写楽 三代目大谷鬼次の江戸兵衛

 英雄・豪傑は悪役がいてこそカッコよさが際立ちます。清水次郎長やアル・カポネといったアウトローにも魅力があります。ちなみに私が好きな司馬遼太郎の小説は国盗物語、斎藤道三のピカレスクぶりがたまらないです。
 
 そこで今回は東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」と「市川男女蔵の奴一平」です。(画像はクリックすると拡大します。)

2012年04月08日16時21分42秒0001 2012年04月08日16時21分42秒0002
 
 左の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」は言わずと知れた名画ですが、右の「市川男女蔵の奴一平」と対になったいます。
 この作品は歌舞伎「恋女房染分手綱」を題材にしています。これは江戸兵衛が奴一平から三百両もの大金を奪おうと、奴一平は大金を守るため刀を抜いている場面です。襲いかかろうとする気迫と、よらば斬るという気迫が伝わってくる作品ですが、対で見ると仁義なき戦いのメロディーが聞こえてきそうです。

 このブログでは歌川国芳・月岡芳年の作品を好んで紹介していますが、写楽の臨場感にはかなわないです。

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Comment

[428]

素晴らしい絵ですよね。わずか10ヶ月で姿を消して、未だに正体不明だそうで、もったいない話ですよね。私が写楽の立場だったら、…あはは、そんなこと考えても無駄なことでした。

[429] Re: タイトルなし

 後世の人間からしたらもったいないとなりますが、当時は商業的にはいまいちだったとか、、描きたい絵を描くか、売れる絵を描くかという葛藤があったのかもしれないですね。

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