溪斎英泉 初夏の雨

 6月4日から「第23回 明日の白日会展」という展覧会が銀座の松屋で開催されます。今井喬裕氏、卯野和宏氏そして山本大貴氏の作品が展示されます。
 さて、「千葉市立美術館・府中市立美術館」の最終回は溪斎英泉の「初夏の雨」です。

初夏の雨

 この作品は梅雨入りが近いこの季節にふさわしいと思い紹介しました。
 溪斎英泉の描く女性は、分かりやすくいえばしゃくれ気味で艶やかです。今でいえば藤原紀香な感じの美女でしょう。浮世絵を時代を追ってみていくと、鈴木晴信は「かわいい」、喜多川歌麿は「かわいい+艶やか」。
 そして溪斎英泉以降になると「艶やか」、少女→お姉さん→お姐さんと人々の好みが変わっていったようです。

 ちょっと脱線しました。。。。艶やかな女性を描くことが多い溪斎英泉ですが、この作品の女性はむしろかわいらしく、綾瀬はるかって感じです。
 さっきから、またこのブログで浮世絵を紹介するとき女優の名前を出すことが多いですが、この絵の女性は今の女優でいえばだれか?と考えながら見るのも楽しいです。
 右の女性の足がちらっと見えてます。他の浮世絵師にも見られます。
 「絶対領域」という足が一部見えている様にちょっとしたお色気を感じるさまを表す言葉がありますが、これは江戸時代の「絶対領域」でしょうか。。。?

 千葉市立美術館の浮世絵コレクションは充実しており、テレビで浮世絵のことを放送するときは、結構な確率で千葉市立美術館の方が解説することが多いです。特に充実しているのが溪斎英泉です。
 そのコレクションを全て公開する展覧会が7月8日まで開催されているので、行かなければと思ってます。この作品ももちろん出展されています。ではよい休日を!!

PS 千葉市立美術館の左斜め前あたりに、建物そのものが傾いているラーメン屋があります。
  行くたびに気になってる人は私だけではないはず。

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Comment

[279]

こんばんは。
はじめまして。

綾瀬はるか!なんか分かる気がします笑。
大人っぽさもあるけど、なんかおちゃめでかわいいですね。
またお邪魔させてもらいます。

[280] Re: タイトルなし

おはようございます!
 コメントいただきありがとうございます。
この作品の右側の女性はおちゃめに感じます
 たまにはこういう女性も描きたいという作者の気持ちも
分かります。ではまた!!

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