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エドワード・バーン=ジョーンズ 王女サブラ

 秋バラの開花を告げるニュースをよく聞くようになりました。
 花を象徴的に描いた作品を紹介するシリーズを先週から続けてます。先週はユリと蓮と季節を無視してましたが、今回は秋にも咲くバラを描いた作品を紹介します。
 そういうわけで、第3弾はエドワード・バーン=ジョーンズの「王女サブラ」です。

王女サブラ

 この作品はブリジストン美術館で開催された「ドビュッシー、音楽と美術 --印象派と象徴派のあいだで」に展示されていました。この展覧会は「ドニと同時代の画家達」というタイトルでも良いぐらいドニらフランス人の作品が目立ちましたが、その中で異彩を放っていたのがこの作品です

 白いバラは清純、赤いバラは高貴を表します。王女の背景に咲く白いバラは王女の清純さを象徴しています。
王女サブラは、のちに邪悪な竜の生贄にされ、聖ゲルギオウスに竜から救われます。バラを背景に読書をする美しい女性の絵で、まさに「美、上手」(兵庫県立美術館で「バーン=ジョーンズ展 -英国19世紀末に咲いた華-」のキャッチコピー)なのに画面は暗いのは生贄にされる運命を暗示してるようです。

 しかし、タイトルが「王女サブラ」なので、このように感じたのですが、このタイトル抜きでこの絵を見ると、この女性は赤いバラの化身にも見えます。バラは美の象徴ということで、画家の美術に対する思いを具現化しているようです。

 このブログではエドワード・バーン=ジョーンズの作品を3作品紹介しています。合わせてご覧ください。
「三美神」(こちら
「フローラ」(こちら
「golden stairs」(こちら
「水車小屋」(こちら

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