曾我蕭白 群仙図屏風

 先日紹介した六本木の村上隆の展覧会に展示されている作品は、伊藤若冲や曾我蕭白の影響が強い作品が多いので、前回は伊藤若冲の作品を紹介しましたが、今回は曾我蕭白の「群仙図屏風」です。この記事は2012年10月の記事を再編集したものです。

群仙図屏風(右隻)

群仙図屏風(左隻)


 奇想の画家といえば伊藤若冲ですが、曾我蕭白を忘れるわけにはいきません。
 2012年の春に国立博物館で行われたボストン美術館の展覧会の目玉は曾我蕭白で、同じ時期に千葉市立美術館でも展覧会が行われていました。
 キャッチコピーは「蕭白ショック!」、北斗の拳の主題歌「youはショック!!」を連想させるなコピー。曾我蕭白は北斗の拳並みに奇声が聞こえてきそうな、濃い絵柄です。ジョジョもですが、日本人は濃い絵柄が好きなのかもしれないです。
 
 右隻(上の画像)右端から順に、袋に薬草らしき枝を入れた医師董奉、簫を吹く簫史、八仙の一人李鉄拐と呂洞賓。左隻(下の画像)には、子供を連れた林和靖、水盤から魚を取り出す左慈、美人に耳垢を取らせる蝦蟇仙人、最後に彼らを虚ろな表情で眺めている西王母が描かれてます。

 いづれも伝説の仙人達ですが、、、はっきり言って笑ってしまうぐらい醜いです。しかし、仙人というのは怪しくそしてたぶんこ汚い風貌をしているはずです。
 古来「醜」には力強いという意味があり、異形の者には特別な力があるとされてました。一見吉祥を感じることが難しそうですが、力強い者たちに守られていると思うとありがたさを感じます。

このブログでは「獅子虎図屏風」というある作品も紹介しています。合わせてご覧ください(こちら
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