伊藤若冲 大鶏雄雌図
今週は桜が満開、会社の近所に桜並木があるので、昼休みがいつになく風流かつ優雅です。
でも土曜日は雨。散ってしまうのかな。。。
さて、そんな季節にふさわしく今回紹介する作品は「海棠に目白図」です。海棠はこの季節に咲きますが、桜と同じバラ科の植物です。

目白は団子状に群れる習性があります。「目白押し」はこの習性が語源です。
この絵は泉屋博文館分館で見ました。そのとき、隣でこの絵を見ていた人が「まさに目白押しだ!」と感心していたので、この絵は妙に心に残っています。
前回、前々回は「可愛い絵」をあえて選びましたが、若冲といえば絶対外せないのが「動植綵絵」です。
続いて紹介するのは、「動植綵絵」から「大鶏雄雌図」です。
伊藤若冲が相国寺に奉納することを目的にして書いたこの絵、採算を度外視した高価な画材を使用しています。
伊藤若冲は商売っ気がなく、隠遁生活しているから金はないと思われがちですが、実は資産運用が上手で、趣味三昧な生活するには十分な資産を築いたのではないかなと思います。

この絵ですが、よく見ると
という形に見えなくもない。「動植綵絵」は他にもつがいの鶏を描いた絵がありますが、
という形に見えるポーズが多いと思います。
この形は陰陽を表す太極図。、
という形になるポーズにより曲線美と官能性を加えると同時に、陰陽すなわち宇宙を表したのではと個人的に解釈します。
でも土曜日は雨。散ってしまうのかな。。。
さて、そんな季節にふさわしく今回紹介する作品は「海棠に目白図」です。海棠はこの季節に咲きますが、桜と同じバラ科の植物です。

目白は団子状に群れる習性があります。「目白押し」はこの習性が語源です。
この絵は泉屋博文館分館で見ました。そのとき、隣でこの絵を見ていた人が「まさに目白押しだ!」と感心していたので、この絵は妙に心に残っています。
前回、前々回は「可愛い絵」をあえて選びましたが、若冲といえば絶対外せないのが「動植綵絵」です。
続いて紹介するのは、「動植綵絵」から「大鶏雄雌図」です。
伊藤若冲が相国寺に奉納することを目的にして書いたこの絵、採算を度外視した高価な画材を使用しています。
伊藤若冲は商売っ気がなく、隠遁生活しているから金はないと思われがちですが、実は資産運用が上手で、趣味三昧な生活するには十分な資産を築いたのではないかなと思います。

この絵ですが、よく見ると


この形は陰陽を表す太極図。、

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