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ジョン・エヴァレット・ミレイ オフィーリア

 今日は、かみさんが息子を連れて実家に遊びに行ったので、六本木で開催中のラファエロ前派展に行きました。その後、池上梅園(今が見ごろ!!)に行き、本門寺(参道に生えている河津桜が満開!)等をお参りしました。

 今回と次々回はこの展覧会で見た作品を、お寺のことは来週と再来週は紹介します。まずはこの展覧会の目玉。ジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」です。この8年の間に3回観賞しました。よほど縁があるようです。

オフィーリア

 「九相図」という、美女の死体が朽ちていく様を描いた仏教絵画があります。これは生のむなしさを無常さを描いたものですが、この作品も九相図のような無常さを感じます。

 シェークスピアのハムレットに登場する悲劇のヒロイン、オフィーリアが溺死する場面を描いた名作です。美しい花が、悲しい死を美しく昇華し涙を誘います。ヤナギは見捨てられた愛、イラクサは苦悩、ヒナギクは無垢、パンジーは愛の虚しさ、首飾りのスミレは誠実・純潔・夭折、ケシの花は死を意味しているそうです。
作品の左側にはカワセミのような鳥が描かれています。これは天国に召されるオフィーリアの魂と解釈しました。

 この作品は見れば見るほど、泣けますが同時に癒されます。悲しいとき、やなことがあったときそれら負の感情を美しく昇華したものに出会うと、癒されるのかもしれません。バラードや悲劇が好まれる理由がよくわかった気がしました。

ジョン・エヴァレット・ミレイのエステルという作品も紹介しています(こちら
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