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山本作兵衛

 大型連休は展覧会三昧の方もいらっしゃると思いますが、私がお薦めするのは6日まで東京タワーで開催中の「世界記憶遺産の炭坑絵師 山本作兵衛 展」です。
 
2013年04月29日21時12分25秒0001

 炭鉱という過酷な場所でたくましく生きる人々の息遣いが伝わる展覧会でした。
 特に目立ったのが夫婦で働く様を描いた作品群です。女性のたくましさはギリシア彫刻のように、過酷な朗度を助け合う夫婦の姿はミレーの作品のように崇高で、暗い坑道を照らす灯りに浮かぶ炭鉱夫達はラトゥールの作品のように神々しいです。ちょっとほめすぎな感じと思いますが、それぐらい感動しました。

 山本作兵衛の作品は、画用紙に描かれているため保存に手間がかかり、他の美術館に貸し出すことも難しく、作品を保管する福岡県は田川市以外で展覧会を開催すること自体特別とのことです。
 さて、五木寛之の小説「青春の門」を読んだことありますが、この展覧会は青春の門筑豊編の世界そのもの。又読みたくなりました。上野のラファエロ・ダビンチもいいけど、この展覧会も必見です。ではまた!!

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Comment

[424]

昔は家族で一つの作業単位だったようですね。常磐炭鉱の模擬坑道で何度かそういうディスプレイを見ました。
でも山本作兵衛の作品は、実際に炭鉱の中で様子を描いているもので、ディスプレイ等とはまた違った迫力、生々しさが描がかれている感じですね。写生から作画までの一連の制作工程は、暑いし、薄暗いし、酸素も十分ではなかったかもしれない、…さぞかし大変なものだったんだろうと思います。

[425] Re: タイトルなし

そういえば、いわきにも炭鉱がありましたね。
12年前に福岡に住んでいました。筑豊の人は気は荒いけど、仲良くなると頼もしい面々です。
炭鉱はなくなったけど気質は受け継がれているようです、

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