若冲ゆかりの寺社巡り
ゴールデンウィークに京都に行き、伊藤若冲ゆかりの寺社を巡りました。
まずは伏見にある石峰寺です。伊藤若冲が庵を建てて生活していたお寺で、若冲がデザインした五百羅漢が有名です。
竹林の中にいらっしゃる五百羅漢はユーモラスな造形です。そのせいか竹林の中にいるというより日常から切り離された異世界にいるような気分です。GW中に行きましたが空いてました。

このお寺の御朱印です。五百羅漢があしらわれています。「高着眼」とは多分、高所から見よ。大局的に見よという意味と思われます。 ちなみにこのお寺の五百羅漢様は撮影禁止ですが、似たような造詣の五百羅漢様は東京の椿山荘の庭園で見れます。(こちら)
相国寺は伊藤若冲が「動植綵絵」寄進したお寺です。京都御所の近くにあり、境内には多くの塔頭があります。
春・秋に方丈や法堂(無畏堂)等が公開されます。広々とした境内は観光客が少くないので庭園をゆっくりと見ることができます。(このお寺は純粋に信仰の場所、塔頭も非公開の場所が多い)特に開山堂の枯山水と深山幽谷を模した庭を合わせた庭園は見事ですが、撮影は禁止です。
![110502_2251_01[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/5/d/a/5dama2/20110505165355813s.jpg)
このお寺の見どころは承天閣美術館です。相国寺の寺宝と言えば伊藤若冲の絵画です。(クリックすると拡大します)今回はかつて金閣寺(相国寺の塔頭)が所蔵していた次の2作品を紹介します。

左の作品は「双鶏図貼付」、以前紹介した「大鶏雄雌図」のモノクロ版といった感じです。見つめあう雄雌の鶏の図は「夫婦和合」を表していると思います。
右は「月夜芭蕉図床貼付」とても立体的で眼の前に芭蕉が生えているみたいです。風や葉が揺れる音も聞こえてきそうです。
最後に錦天満宮です。

伊藤若冲は錦市場にある八百屋でした。だから「野菜涅槃図」という傑作を描けたのです。
この天神様ではなんと夕方頃でも社務所が開いているので、先ほどのお寺をお参りして市場で買い物・食事をしてからお参りすることも可能です。
京都旅行で泊るなら都ホテルです。近鉄京都駅と新幹線の改札からのアクセスは抜群なので奈良方面に行く方はなお良しです。ではよい週末を!!!
まずは伏見にある石峰寺です。伊藤若冲が庵を建てて生活していたお寺で、若冲がデザインした五百羅漢が有名です。
竹林の中にいらっしゃる五百羅漢はユーモラスな造形です。そのせいか竹林の中にいるというより日常から切り離された異世界にいるような気分です。GW中に行きましたが空いてました。

このお寺の御朱印です。五百羅漢があしらわれています。「高着眼」とは多分、高所から見よ。大局的に見よという意味と思われます。 ちなみにこのお寺の五百羅漢様は撮影禁止ですが、似たような造詣の五百羅漢様は東京の椿山荘の庭園で見れます。(こちら)
相国寺は伊藤若冲が「動植綵絵」寄進したお寺です。京都御所の近くにあり、境内には多くの塔頭があります。
春・秋に方丈や法堂(無畏堂)等が公開されます。広々とした境内は観光客が少くないので庭園をゆっくりと見ることができます。(このお寺は純粋に信仰の場所、塔頭も非公開の場所が多い)特に開山堂の枯山水と深山幽谷を模した庭を合わせた庭園は見事ですが、撮影は禁止です。
![110502_2251_01[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/5/d/a/5dama2/20110505165355813s.jpg)
このお寺の見どころは承天閣美術館です。相国寺の寺宝と言えば伊藤若冲の絵画です。(クリックすると拡大します)今回はかつて金閣寺(相国寺の塔頭)が所蔵していた次の2作品を紹介します。


左の作品は「双鶏図貼付」、以前紹介した「大鶏雄雌図」のモノクロ版といった感じです。見つめあう雄雌の鶏の図は「夫婦和合」を表していると思います。
右は「月夜芭蕉図床貼付」とても立体的で眼の前に芭蕉が生えているみたいです。風や葉が揺れる音も聞こえてきそうです。
最後に錦天満宮です。

伊藤若冲は錦市場にある八百屋でした。だから「野菜涅槃図」という傑作を描けたのです。
この天神様ではなんと夕方頃でも社務所が開いているので、先ほどのお寺をお参りして市場で買い物・食事をしてからお参りすることも可能です。
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