歌川広重 上野清水堂不忍ノ池 上野山内月のまつ
先週の金曜日に上野東照宮をお参りした後に、清水観音堂もお参りしました。
さて、清水観音堂は昨年12月に歌川広重の名所江戸百景に描かれたころで有名な「月の松」が復活しました。そこで今回紹介するのは歌川広重の「上野清水堂不忍ノ池」と「上野山内月のまつ」です。

名所江戸百景は四季毎の江戸の名所を描いた連作で歌川広重の傑作です。こちらは春の月の松を描いた「上野清水堂不忍ノ池です。
清水観音堂は寛永寺のお堂の一つです。その寛永寺は比叡山を模し、不忍池は琵琶湖に見立てています。現在では想像力を駆使しないと実感できませんが、この作品を見ると納得します。

「上野山内月のまつ」です。秋の風景です。
この作品は大胆で斬新な構図で知られていますが、良く言えば、、、いまどきならど根性松といわれそうな、悪く言えばひねくれた松は存在するのか???と思ってましたが、先日存在することが分かりました。それが下の画像です。

現在に復活した月の松です。弁天堂が円の中に収まるように配置されています。今は冬で桜の葉が散っているため弁天堂がよく見えます。春は桜が円の中に収まると思われます。浮世絵に描かれた風景が復活するのは浮世絵好きとしては嬉しいです。ではよい週末を!!
(清水観音堂の秋の風景の記事もどうぞ)
歌川広重の次の作品もどうぞ!!
「亀戸梅屋敷」
「亀戸天神境内」
さて、清水観音堂は昨年12月に歌川広重の名所江戸百景に描かれたころで有名な「月の松」が復活しました。そこで今回紹介するのは歌川広重の「上野清水堂不忍ノ池」と「上野山内月のまつ」です。

名所江戸百景は四季毎の江戸の名所を描いた連作で歌川広重の傑作です。こちらは春の月の松を描いた「上野清水堂不忍ノ池です。
清水観音堂は寛永寺のお堂の一つです。その寛永寺は比叡山を模し、不忍池は琵琶湖に見立てています。現在では想像力を駆使しないと実感できませんが、この作品を見ると納得します。

「上野山内月のまつ」です。秋の風景です。
この作品は大胆で斬新な構図で知られていますが、良く言えば、、、いまどきならど根性松といわれそうな、悪く言えばひねくれた松は存在するのか???と思ってましたが、先日存在することが分かりました。それが下の画像です。

現在に復活した月の松です。弁天堂が円の中に収まるように配置されています。今は冬で桜の葉が散っているため弁天堂がよく見えます。春は桜が円の中に収まると思われます。浮世絵に描かれた風景が復活するのは浮世絵好きとしては嬉しいです。ではよい週末を!!
(清水観音堂の秋の風景の記事もどうぞ)
歌川広重の次の作品もどうぞ!!
「亀戸梅屋敷」
「亀戸天神境内」
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Comment
[532]
針金で誘因したんでしょうかね・・・(p_-)
[533] 月の松
私も写真を撮りました。
松からの眺めは広重の描いた情景のもつ情緒にはほど遠い感じでしたが、それでも昔時を偲ばせるのに十分な存在感を月の松に感じました。
松からの眺めは広重の描いた情景のもつ情緒にはほど遠い感じでしたが、それでも昔時を偲ばせるのに十分な存在感を月の松に感じました。
[534]
前々回の上野東照宮の記事を見て、私も見に行き、この松も見ました。
見事なものです。本当に弁天堂が見えるのか確認したかったのですが、あいにく足を痛めている身には、不忍池と、ぼたん園と、東照宮と、…というふうに歩き過ぎで、かなり足が限界を訴えていたので、今回は残念ながら、『上野山内月のまつ』は下から撮って済ませてしまいました。
見事なものです。本当に弁天堂が見えるのか確認したかったのですが、あいにく足を痛めている身には、不忍池と、ぼたん園と、東照宮と、…というふうに歩き過ぎで、かなり足が限界を訴えていたので、今回は残念ながら、『上野山内月のまつ』は下から撮って済ませてしまいました。
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