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エミール・クラウス 晴れた日

 好きな西洋絵画の画家は?と聞かれたら、ベルギーの画家エミール・クラウスと答えます。
 6月8日からエミール・クラウスの展覧会が東京ステーションギャラリーで開催されます。会社帰りも行くことができとてもうれしいです。

 そこで日常をテーマにしたシリーズの第二弾はエミール・クラウスの「晴れた日」です。
 
晴れた日
 
 印象派絵画は諸外国にも影響を与えましたが、ベルギーではエミール・クラウスが筆頭です。その画風はリュミニスム(光輝主義)と呼ばれ、名前からして光の表現にこだわっており、光の粒子が舞うという言葉が似合います。

 たまに夏日になる日々がありますが、この季節は洗濯日和な季節ということでこの作品を選びました。洗濯という日常の風景が光の粒子によってなにやら神々しく見えてきます。

 エミール・クラウスの絵が良かったというブログは見ますが、なぜかウィキピディアに載ってません。また、本屋で売っている美術書でもあまり見かけません。
 ベルギー近代絵画をテーマにした展覧会は毎年1回は開催(今年は今のところない)されていて、行けば必ず展示されている気がするくらい有名なのになぜ?って感じです。

このブログでは他にも「ピクニック風景」という、これまた行楽日和なこの季節にふさわしい作品を紹介しているのでよろしければ是非!!さて、今回はおまけでもう一作品

6月の私のアトリエ                            

 アンナ・ド・ウェールトの「6月の私のアトリエ」です。
 この画家はエミール・クラウスの弟子です。この絵は世田谷美術館で確か9年前にあった展覧会とおととしの秋に Bunkamuraで行われた「フランダースの光」展で見ました。
 花が咲く乱れるアトリエの風景が新婚旅行でいったイギリスのコッツウォルズの風景を思い出すのでお気に入りの一枚です。

「夏の日中」とアンナ・ド・ウェールト「夏の朝」を紹介しています。(こちら
「テムズ川に輝く朝日」はこちら
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