池上本門寺 大田区池上
先々週、大坊本行寺をお参りした後に訪れたのが日蓮宗の大本山池上本門寺です。(小さい画像はクリックすると拡大します。)

まずは「総門」です。お寺の参道入口にある門としては簡素ですが質実剛健とした趣があります。参道の右側には河津桜が咲いていました。

左は参道を登りきったところです。このお寺は高台にあり周りは墓地のため、マンションやら看板やらが目立たないため神聖な雰囲気が保たれています。右は仁王門です。「総門」は戦災を免れましたが仁王門は戦後に再建されたものです。左右の仁王様はアントニオ猪木がモデルをつとめたことで知られています。力道山のお墓があるこのお寺は格闘家の聖地です。

このお寺の守護神「長栄大威徳天」を祀っている「長栄堂」です。要はお稲荷様を祀っているお堂ですが、お寺と鳥居の組み合せが不思議な趣でした。(もっとも神仏混合は江戸末期までは普通だったそうですが)

高台にあるため、景観を邪魔するものがなく堂々さが引き立ちます。護国寺は歴史的な重みを、増上寺は伝統と近代(借景が東京タワー)を、浅草寺は人々のパワーを感じる大伽藍ですが、本門寺は堂の巨大さを十二分に堪能できます。

左が御首題で右が御朱印です。いずれも「日蓮大聖人御入滅之霊蹟」という印が他の御首題より重みを与えています。
さて、このお寺の魅力は江戸時代からある建築物が発する音楽のような心地よさです。

経蔵です。内部には法華曼荼羅が掲げられています。

五重塔と宝塔です。この日は天候が残念だったのでこの2棟は2011年9月に撮影したもので紹介します。
奈良の薬師寺の東塔は「凍れる音楽」と形容されています。寺社の垂木と組物等をじっ~と見ているとその調和が心地よく感じてきます。この心地よさを「音楽」と形容したのかもしれません。
経蔵の垂木と組物は合唱団の歌声、五重塔からは清らかな声明が、宝塔からは勇壮な日蓮宗の読経が聞こえてくるようです。ぜひ、垂木と組物の調和がおります心地よさを堪能してください。ではまた!!
このお寺の支院、大坊本行寺の記事はこちら
同じく日蓮宗の大本山、千葉県にある法華経寺の記事はこちら

まずは「総門」です。お寺の参道入口にある門としては簡素ですが質実剛健とした趣があります。参道の右側には河津桜が咲いていました。


左は参道を登りきったところです。このお寺は高台にあり周りは墓地のため、マンションやら看板やらが目立たないため神聖な雰囲気が保たれています。右は仁王門です。「総門」は戦災を免れましたが仁王門は戦後に再建されたものです。左右の仁王様はアントニオ猪木がモデルをつとめたことで知られています。力道山のお墓があるこのお寺は格闘家の聖地です。

このお寺の守護神「長栄大威徳天」を祀っている「長栄堂」です。要はお稲荷様を祀っているお堂ですが、お寺と鳥居の組み合せが不思議な趣でした。(もっとも神仏混合は江戸末期までは普通だったそうですが)

高台にあるため、景観を邪魔するものがなく堂々さが引き立ちます。護国寺は歴史的な重みを、増上寺は伝統と近代(借景が東京タワー)を、浅草寺は人々のパワーを感じる大伽藍ですが、本門寺は堂の巨大さを十二分に堪能できます。


左が御首題で右が御朱印です。いずれも「日蓮大聖人御入滅之霊蹟」という印が他の御首題より重みを与えています。
さて、このお寺の魅力は江戸時代からある建築物が発する音楽のような心地よさです。

経蔵です。内部には法華曼荼羅が掲げられています。


五重塔と宝塔です。この日は天候が残念だったのでこの2棟は2011年9月に撮影したもので紹介します。
奈良の薬師寺の東塔は「凍れる音楽」と形容されています。寺社の垂木と組物等をじっ~と見ているとその調和が心地よく感じてきます。この心地よさを「音楽」と形容したのかもしれません。
経蔵の垂木と組物は合唱団の歌声、五重塔からは清らかな声明が、宝塔からは勇壮な日蓮宗の読経が聞こえてくるようです。ぜひ、垂木と組物の調和がおります心地よさを堪能してください。ではまた!!
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同じく日蓮宗の大本山、千葉県にある法華経寺の記事はこちら
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