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バルテュス 美しい日々

 前回があまりにもマッチョな作品だったので、今回はその逆です。5月3日は都立美術館で開催中のバルテュス展にも行きました。
 正直なことをいうとこの展覧会が開かれるまでバルテュスを知りませんでしたが、それが悔やまれるくらいの衝撃でした。そこで今回紹介する作品は「美しい日々」です。
 
2014年05月03日18時56分12秒0002

 女性美は年代によっていろいろありますが、少女(ローティーン)の美しさは、しなやかで萌え出ずる肢体にあると思ってます。
 少女の愛らしさを描いた作品は数多くありますが、先ほどの美しさを描いた作品は、少なくても私はあまり知らないです。

 また、女性美のポイントには色気もあります。この作品は少女特有の新酒を愛でるような、小さな花を愛でるような色気もあります。このような作品も私はあまり知りません。バルテュスは「この上なく完璧な美の象徴」として少女を描いたそうです。見どころの多いこの展覧会の作品の中でこの作品を選んだ理由は、一歩間違えれば扇情的になりがちな少女特有の美をうまく描いているからです。

 さて、私は学生の頃はいわゆる「じゃり研」、社会人になってからは養護施設の子供達の遊び相手・話し相手をするボランティアをしていました。ローティーンの女の子は一番難しいです。なんというか、、、同じ十代前半でも男子とは違った自意識の強さが私には理解できなかったです。この作品の少女の鏡をみってうっとりしている様をみてこのことを思い出しました。
 案外、絵を見せて感想を言わせることで歩んできた人生がある程度分かるのかもしれないです。


このブログで紹介している「少女」を描いた作品の中で、特に推したい3作品もどうぞ!
挑発的な少女を描いたレンピッカの「ピンクの服を着たキゼット」
少女にしかないしなやかな美しさの英一蝶の「布晒舞図」
愛らしい少女といえば、アルベールアンカーの「髪を編む少女」
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