葛飾北斎 富嶽三十六景 深川万年橋下
7月8日に富岡八幡宮に立ち寄ったら、改修工事が始まるという看板がありました。寺社に行って境内工事中だとちょっぴりテンションが下がります。。。さて、本所深川の風景を描いた作品を紹介していますが、必然的に浮世絵が多くなります。今回は葛飾北斎で「富嶽三十六景 深川万年橋下」です。

「本所深川稲荷巡り3 芭蕉稲荷と正木稲荷」という記事で紹介した芭蕉稲荷と正木稲荷はこの作品でいうと右側にあります。
ちなみに、このブログに訪問される方は街歩きが好きで地図帳が愛読書な方も多いと思いますが、右手前の岸辺に昭文社があります。
万年橋は今もある橋です。小名木川が隅田川にそそぐ場所にあり、作品の左右にある建物は現在は遊歩道になっており、隅田川の蛇行と2つの川の合流でなかなかダイナミックな風景が見れます。
この作品のよいところは、江戸の商工業と物流の拠点だった深川の繁栄ぶりが伝わるところです。橋を往来する人々の活気が伝わってきます。前回歌川広重を紹介しましたが、しっとりとした雰囲気は広重、活気ある雰囲気は北斎が秀でていると思います。
次回は本所深川稲荷巡りの4、江東区森下界隈の神社を紹介します。台風が近づいていますがお気をつけ下さい。
富嶽三十六景は次の作品も紹介しています。
礫川雪ノ旦 神奈川沖浪裏
隅田川関屋の里

「本所深川稲荷巡り3 芭蕉稲荷と正木稲荷」という記事で紹介した芭蕉稲荷と正木稲荷はこの作品でいうと右側にあります。
ちなみに、このブログに訪問される方は街歩きが好きで地図帳が愛読書な方も多いと思いますが、右手前の岸辺に昭文社があります。
万年橋は今もある橋です。小名木川が隅田川にそそぐ場所にあり、作品の左右にある建物は現在は遊歩道になっており、隅田川の蛇行と2つの川の合流でなかなかダイナミックな風景が見れます。
この作品のよいところは、江戸の商工業と物流の拠点だった深川の繁栄ぶりが伝わるところです。橋を往来する人々の活気が伝わってきます。前回歌川広重を紹介しましたが、しっとりとした雰囲気は広重、活気ある雰囲気は北斎が秀でていると思います。
次回は本所深川稲荷巡りの4、江東区森下界隈の神社を紹介します。台風が近づいていますがお気をつけ下さい。
富嶽三十六景は次の作品も紹介しています。
礫川雪ノ旦 神奈川沖浪裏
隅田川関屋の里
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