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エドゥアール・マネ 笛吹く少年

 8月28日に国立新美術館で開催中の「オルセー美術館展 印象派の誕生—描くことの自由— 」に行ったので、展覧会の目玉であるマネの「笛吹く少年」を紹介します。

2014年08月29日15時46分10秒0005

 この作品が印象派絵画に与えた影響、浮世絵から受けた影響については、専門家ではないので省略しますが、同時代の作品と比べてみると、一見のっぺりとしたこの作品が画期的であることが分かります。

 展覧会の目玉は会場の奥にあることが多いですが、この作品は展示室に入ってすぐの場所に展示されていました。
 この作品の凄さはどの角度から見ても少年の視線を感じることです。背景がなくどういう状況なのか分からないせいか、いろいろ考えている内にいつの間に作品の中に取り込まれるよな錯覚を覚えます。

 この展覧会に展示されていたマネの作品では「夫人と団扇」という作品もお薦めです。先日紹介したモネの「ラ・ジャポネーズ」をマネが描いたといったも過言でない作品で、マネとモネがお互いに影響し合っていたのがよくわかります。ではよい1週間を!!
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