エドワード・バーン=ジョーンズ golden stairs」
年末の紅白歌合戦は長丁場ということもあって、録画して観たい歌手のシーンを見てます。ここ数年はAKB、NMB等が出場するせいか乙女達がぞろぞろ出る場面が多いですね、そこで今回紹介する作品はエドワード・バーン=ジョーンズの「golden stairs」です。

新婚旅行でロンドンに行った際、テートブリテンで見ました。
この作品はなんらかのストーリーや寓意を込めたわけではないようですが、絵の上部中央に描かれている白い鳩は聖霊の象徴です。聖霊は乙女達が奏でる清らかな音楽とともに現れる(はず)のでこれはその舞台裏と解釈します。乙女達には緊張感というよりお疲れ~という雰囲気があります。
ラファエロ前派の作品はひたすら美しいので見ているとだんだん緊張するくらいですが、この作品はゆるいですが、くたびれた中年からすると乙女達というものはきらきらしていてまさに「golden」。エドワード・バーン=ジョーンズは深いこと考えず、輝くように美しい乙女達をいっぱ描き込むことで「美」を分かりやすく表したかったのかもしれません。
さて、近所の巣鴨はおばあちゃんの原宿で有名ですが、JR巣鴨駅周辺は女子高も多く、朝の風景は意外とはつらつとしています。この作品を連想するような風景です。そういうわけでこの作品には親しみも感じます。このブログではエドワード・バーン=ジョーンズ次の作品も紹介しています。ではまた!
「愛の神殿」
「王女サブラ」(こちら)
「フローラ」(こちら)
「水車小屋」(こちら)

新婚旅行でロンドンに行った際、テートブリテンで見ました。
この作品はなんらかのストーリーや寓意を込めたわけではないようですが、絵の上部中央に描かれている白い鳩は聖霊の象徴です。聖霊は乙女達が奏でる清らかな音楽とともに現れる(はず)のでこれはその舞台裏と解釈します。乙女達には緊張感というよりお疲れ~という雰囲気があります。
ラファエロ前派の作品はひたすら美しいので見ているとだんだん緊張するくらいですが、この作品はゆるいですが、くたびれた中年からすると乙女達というものはきらきらしていてまさに「golden」。エドワード・バーン=ジョーンズは深いこと考えず、輝くように美しい乙女達をいっぱ描き込むことで「美」を分かりやすく表したかったのかもしれません。
さて、近所の巣鴨はおばあちゃんの原宿で有名ですが、JR巣鴨駅周辺は女子高も多く、朝の風景は意外とはつらつとしています。この作品を連想するような風景です。そういうわけでこの作品には親しみも感じます。このブログではエドワード・バーン=ジョーンズ次の作品も紹介しています。ではまた!
「愛の神殿」
「王女サブラ」(こちら)
「フローラ」(こちら)
「水車小屋」(こちら)
スポンサーサイト
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://5dama2.blog96.fc2.com/tb.php/603-c24de7c7