カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ 窓辺の婦人
このブログで紹介する絵画は展覧会でみた作品、身の周りの出来事や感じたことを連想するような作品を紹介してますが、今回は来日してほしい画家の作品を紹介します。その画家はドイツ画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒで紹介する作品は「窓辺の婦人」です。

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、広辞苑に「フリードリヒ ドイツロマン主義の画家、崇高な作品が多い」という内容が載っている画家の割には日本で見る機会が少ないです。
この作品は2005年に国立博物館で開催された「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展―よみがえる美の聖域―」で見ました。この時「朝日のあたる村の風景(孤独な樹)」という作品も見ました(こちら)
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは家庭的には不幸だったということもあって一言でいえば暗く冷たい作風ですが、不幸を乗り越えようとする強い意志も感じますし、その風景画は崇高ともいえます。
しかしこの作品は日常のささやかな幸せを描いたものだそうです。窓からの心地よい潮風と光が新婚の幸せを、後ろ向きの姿はこの幸せがいつまで続くか?という不安を表してるように感じます。
静謐さの中にささやかな幸せと不安が混ざった作風はフェルナン・クノップスに近いものを感じます。
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの崇高な作品は、描かれているテーマが「死」・「不安」であったとしても力強さに魅かれます。開催してほしい展覧会はどこにいえばいいのでしょう?次回もカスパー・ダーヴィト・フリードリヒです。

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、広辞苑に「フリードリヒ ドイツロマン主義の画家、崇高な作品が多い」という内容が載っている画家の割には日本で見る機会が少ないです。
この作品は2005年に国立博物館で開催された「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展―よみがえる美の聖域―」で見ました。この時「朝日のあたる村の風景(孤独な樹)」という作品も見ました(こちら)
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは家庭的には不幸だったということもあって一言でいえば暗く冷たい作風ですが、不幸を乗り越えようとする強い意志も感じますし、その風景画は崇高ともいえます。
しかしこの作品は日常のささやかな幸せを描いたものだそうです。窓からの心地よい潮風と光が新婚の幸せを、後ろ向きの姿はこの幸せがいつまで続くか?という不安を表してるように感じます。
静謐さの中にささやかな幸せと不安が混ざった作風はフェルナン・クノップスに近いものを感じます。
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの崇高な作品は、描かれているテーマが「死」・「不安」であったとしても力強さに魅かれます。開催してほしい展覧会はどこにいえばいいのでしょう?次回もカスパー・ダーヴィト・フリードリヒです。
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