カスパル・ダーヴィト・フリードリヒ 月を眺める2人の男
モネ・ルノアールの作品は毎年傑作が来日します。フェルメールもよく来日します。どメジャーな画家の作品は確実に来場者が多いから来日も多いのは分かりますが偏ってると思うのは私だけでしょうか?(モネ・ルノアールは作品数も多いし、、)
さて、前回に引き続き紹介するカスパル・ダーヴィト・フリードリヒの作品は傑作と名高い「月を眺める2人の男」です。

2005年に国立西洋美術館で開かれた展覧会で見ました。この展覧会の目玉はフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」でしたが、一番魅かれたのがこの作品です。当時はこの画家を知らなかったです。
冷涼な風景は印象派絵画と違い優雅な気分になるものではありません。作品からはむしろ「死」とか「不安」な気分が漂ってます。
カスパル・ダーヴィト・フリードリヒの作品はそんなマイナスな状況を乗り越えようとする強い意志が心を打ちます。満ち欠けをする月は再生の象徴。ごつごつした岩は不屈の象徴かもしれません。
印象派の絵画は見て楽しいですが、フリードリヒの作品は困難を黙々と突破しようとするカッコよさが魅力です。くよくよするなと喝を入れられたような気分にもなります。この画家の作品は10年来日してませんが、世の中がいろいろ大変な状況なので喝を入れるべく来日してほしいものです。
さて、前回に引き続き紹介するカスパル・ダーヴィト・フリードリヒの作品は傑作と名高い「月を眺める2人の男」です。

2005年に国立西洋美術館で開かれた展覧会で見ました。この展覧会の目玉はフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」でしたが、一番魅かれたのがこの作品です。当時はこの画家を知らなかったです。
冷涼な風景は印象派絵画と違い優雅な気分になるものではありません。作品からはむしろ「死」とか「不安」な気分が漂ってます。
カスパル・ダーヴィト・フリードリヒの作品はそんなマイナスな状況を乗り越えようとする強い意志が心を打ちます。満ち欠けをする月は再生の象徴。ごつごつした岩は不屈の象徴かもしれません。
印象派の絵画は見て楽しいですが、フリードリヒの作品は困難を黙々と突破しようとするカッコよさが魅力です。くよくよするなと喝を入れられたような気分にもなります。この画家の作品は10年来日してませんが、世の中がいろいろ大変な状況なので喝を入れるべく来日してほしいものです。
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[644] なにか
[645] Re: なにか
こんばんわ!
この画家の凄さはおっしゃるとおりです。ただ次はいつらいにかは不明なことが残念です。。ではまた!
この画家の凄さはおっしゃるとおりです。ただ次はいつらいにかは不明なことが残念です。。ではまた!
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どこかノスタルジックな感じがするのは全体の色のトーンの
せいでしょうか。
中心に目がいく構図と、その中にかがやく薄い月。そして、
その月をみつめながら話をする男たちのすべてが、どこか神秘的な
雰囲気を醸し出しています。
おかげ様で、この作者に興味がわきました。
ご紹介ありがとうございました!