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ルーカス・クラナッハ 洗礼者ヨハネの首を持つサロメ

 ドイツ絵画を2つ続けて紹介したので、ドイツ絵画で最も来日することが多いと思われるルーカス・クラナッハの作品を紹介します。作品は「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」です。

洗礼者ヨハネの首を持つサロメ
  
 サロメは妖艶な姿で描かれることが多いですが、このサロメはおしゃれな少女です。この衣装は当時(宗教改革時)のザクセンの宮中で流行っていた服装だそうです。
 さて、思春期は瑞々しい、はしが転んでもおかしい年頃ですが、同時に拒食・リスカと心の闇も深い年頃です。光がまぶしいほど影が暗いということでしょうか、、、また反社会的なことに憧れる年代です。

 眼帯をしたゴスロリの少女とか、血のついたナイフを持つゴスロリの少女のイラストをたまに見かけますが、これらは思春期の心の闇や反社会的なものに憧れる心情をモチーフにしているそうです。おしゃれに着飾ってますが、手にしているのは血のついた生首。サロメの心の闇の深さが伝わってる作品です。

 ルーカス・クラナッハといえばスレンダーなクールビューティーな裸婦像で有名です。また世界史の教科書に載っているマルチン・ルターの肖像画はルーカス・クラナッハが描いたものだそうです。そんなんかあえてこの作品を選んだのは裸婦像以外にも見るべき作品はあると思ったからです。このブログで紹介している他の作品もどうぞ!!
「ルクレティア」
「ウェヌスとアモル」
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