マグリット 光の帝国Ⅱと光の帝国
国立新美術館のマグリットの展覧会はマグリットの生涯をなぞる充実の展覧会ですが、絵葉書が少ないのが残念です。かの有名は「白紙委任状」の絵葉書は売ってませんでした。
さて、今回紹介する作品は「光の帝国Ⅱ」です。

この作品は見ていてほっとします。黄昏時の今日も一日が終わったという安ど感を感じるからです。
黄昏時は好きな時間帯です。すべてが群青色に染まる瞬間が美しいからです。
そして空が明るいのに暗い、この作品のような不思議な時間帯でもあるからです。マグリットといえばシュール・リアリズムですが、この作品の関しては、黄昏時のそんな瞬間をとらえた風景画に思えます。
黄昏時は逢魔が時ともいい、この世とあの世つまり、別の世界がリンクする時間帯だそうです。マグリットの作品をみていると、本人はこのことを知っていたのかもしれないです。

光の帝国Ⅱというからには他にも作品があるわけなので、ブリュッセルにあるマグリット美術館で見たことがある「光の帝国」も紹介します。
夕暮れ時、なにも考えずに街の風景を見ると、意識してみればマンションの各部屋の明かりののですが、無意識にみるとなぜ空中に部屋が?なぜ明かりがと思ってしまう時があります。我々はこれは何々だとつねに意識しながら暮らしているわけですが、無意識にみると世の中は不思議なことだらけです。案外認識というものはあやふやなものです。光の帝国を並べてみて改めてマグリットの非凡さを認識しました。
このブログでは「Pompo Pompo Pom Po Pom PoN」という意表を突かれる作品も紹介しています。
合わせてご覧ください(こちら)
さて、今回紹介する作品は「光の帝国Ⅱ」です。

この作品は見ていてほっとします。黄昏時の今日も一日が終わったという安ど感を感じるからです。
黄昏時は好きな時間帯です。すべてが群青色に染まる瞬間が美しいからです。
そして空が明るいのに暗い、この作品のような不思議な時間帯でもあるからです。マグリットといえばシュール・リアリズムですが、この作品の関しては、黄昏時のそんな瞬間をとらえた風景画に思えます。
黄昏時は逢魔が時ともいい、この世とあの世つまり、別の世界がリンクする時間帯だそうです。マグリットの作品をみていると、本人はこのことを知っていたのかもしれないです。

光の帝国Ⅱというからには他にも作品があるわけなので、ブリュッセルにあるマグリット美術館で見たことがある「光の帝国」も紹介します。
夕暮れ時、なにも考えずに街の風景を見ると、意識してみればマンションの各部屋の明かりののですが、無意識にみるとなぜ空中に部屋が?なぜ明かりがと思ってしまう時があります。我々はこれは何々だとつねに意識しながら暮らしているわけですが、無意識にみると世の中は不思議なことだらけです。案外認識というものはあやふやなものです。光の帝国を並べてみて改めてマグリットの非凡さを認識しました。
このブログでは「Pompo Pompo Pom Po Pom PoN」という意表を突かれる作品も紹介しています。
合わせてご覧ください(こちら)
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Comment
[666] マグリット展
[667] Re: マグリット展
おはようございます。
今回の展覧会は画風の変遷が分かる充実した内容でした。
再来月まで開催なのでもう一回行ってもいいかなと思ってます。
今回の展覧会は画風の変遷が分かる充実した内容でした。
再来月まで開催なのでもう一回行ってもいいかなと思ってます。
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「光の帝国」、私はだまけんさんのブログの2枚目の作品が好きです。
水に映った家の表現がとても気に入っています。
マグリット展は関西に来るかどうかやきもきしていたのですが、京都に来るとわかって一安心です。