面構 葛飾北斎

 先週の金曜日に国立近代美術館で開催の片岡球子の展覧会に行きました。
 片岡球子は世田谷区の粕谷に住まわれていたそうです。粕谷は私の母校のある地域なのでとても親しみを感じる画家です。紹介する作品は「面構 葛飾北斎」です。

2015年04月25日20時34分06秒0001

 片岡球子といえば面構という歴史上の人物を彼女自身の解釈で描くシリーズです。特に有名な足利尊氏も展示されていましたが、浮世絵師を描いた作品も多数展示されていました。近々葛飾北斎の娘、お栄を主人公にした映画が公開されるので葛飾北斎を選んでみました。この作品は富士のように揺るぎなく、画業の高みを極めようとした北斎の精神をストレートに感じます。

 片岡球子といえば優雅・繊細な作品が多い日本画の中でパワーを放つ画風が魅力的です。例えていうなら荒木飛呂彦の漫画の人物を見ているような感じです。このような感想を持ったのは、浮世絵師を描いた面構は写楽、国芳、広重といった浮世絵師本人とそのキャラクター(作中の人物)を一緒に描いており、これがスタンドのように見えるからと、片岡球子の作品は衣装にとくにこだわりを感じますが、ジョジョのキャラクターも衣装にこだわりを感じるからです。

 美術雑誌で今どきの日本画家の作品を見ても片岡球子のような作風を見たことがありません。今なお(もっともつい最近までご在命でしたが)強烈なパワーを放つ展覧会、金曜日のへろへろな時に見に行ったこともあってか気合が注入された感じです。このGWにぜひ鑑賞ください。

このブログで紹介しているほか作品もどうぞ!
面構(歌川国芳)
江戸の浮世絵師たち
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