磯江毅 新聞紙の上の裸婦

 テレビ・ 書籍では外国人が語る日本のすばらしさや世界で活躍する日本人を称えるものが増えているようです。
 浮世絵が西洋で高評価を得ているのはご存じのとおりです。また外国で大活躍の画家も結構います。そこで今回紹介する画家はスペインで高い評価を得た磯江毅の「新聞紙の上の裸婦」です。

nude on newspaper

 磯江毅は、スペインに渡って油彩による写実絵画を探求、スペイン名「グスタボ・イソエ」として成功をおさめましたが、2007年に53歳で急逝した画家です。このブログでも紹介している生島浩も石黒賢一朗もスペインでリアリズム絵画を学んでおり、磯江毅の影響を受けています。
 この作品は2011年に練馬区立美術館で開催された展覧会で見ました。この展覧会はその後各地を巡回し、最近まで広島県立美術館で開催されていたようです。
 
 避けがたい死・虚栄をテーマにした作品を多く残していますが、陰影に富んだ美しい裸婦像も多いです。 西洋絵画では乙女と髑髏を描いて避けがたい死・虚栄を描くことが多いです。
 この裸婦像に美しい人生を歩んでも死によってそれはもろく崩れます。
 人生は記憶の集積です。新聞紙も記憶の集積ですが、あけなっく捨てられます。そう考えるとこの作品は裸婦の美しさより人生の儚さを感じます。
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