山本太郎 羽衣バルーン屏風
琳派400年とスーパーマリオ30周年を記念し、山本太郎氏がスーパーマリオのキャラクター・マリオとルイ―ジを、現代の“風神雷神”として描いた最新作の屏風を初公開するという記事を見ました。山本太郎氏は1974年生まれの日本画家で私と同年!親近感がわきます。
そこで、今回紹介する作品は「羽衣バルーン屏風」です。
この記事は2012年にimura art gallery tokyoで開催されたの山本太郎氏の個展「JHQ」の感想記事を再編集したものです。

画面に無限の広がりを感じます。風船とともにどこまでも飛んでけそうな美しい作品です。この日は道に迷って後で調べたら何度もギャラリーを通り過ぎていてへろへろでしたが、この絵のおかげで元気を回復しました。
ギャラリーにはご本人がいらして、しかも各作品を説明していただきました。山本太郎氏は能の造詣が深い方で、今回の展覧会では「葵の上」をモチーフにした作品も2点展示されていました。
この作品も素晴らしいですが、「おかえりカーネルサンダ―ソン」という作品もよかったです。(メモすればよかったです。正確には漢字をあてています)
この作品は、蟹に乗っかったカーネルサンダースが描かれており、1985年の阪神優勝のとき道頓堀川に投げ込まれたカーネルサンダースが2009年に発見された出来事をモチーフにしています。
グリコのマークを背景に、カーネルサンダースがくいだおれ人形の襟をあしらった服を着ています。乗っている蟹はかに道楽です。
山本太郎氏は次のことを提唱されています。ご本人のブログから引用させていただきました。
~「ニッポン画」とは、現在の日本の状況を端的に表現する絵画ナリ。ニッポン独自の笑いである「諧謔」を持った絵画ナリ。ニッポンに昔から伝わる絵画技法によって描く絵画ナリ。~
同じく日本画を現在の視点で描いている山口晃氏と比べると毒がなく素直に笑えます。都内でも時たま個展を開かれているようですが、冒頭の作品が上京してくれたら嬉しいです。
そこで、今回紹介する作品は「羽衣バルーン屏風」です。
この記事は2012年にimura art gallery tokyoで開催されたの山本太郎氏の個展「JHQ」の感想記事を再編集したものです。

画面に無限の広がりを感じます。風船とともにどこまでも飛んでけそうな美しい作品です。この日は道に迷って後で調べたら何度もギャラリーを通り過ぎていてへろへろでしたが、この絵のおかげで元気を回復しました。
ギャラリーにはご本人がいらして、しかも各作品を説明していただきました。山本太郎氏は能の造詣が深い方で、今回の展覧会では「葵の上」をモチーフにした作品も2点展示されていました。
この作品も素晴らしいですが、「おかえりカーネルサンダ―ソン」という作品もよかったです。(メモすればよかったです。正確には漢字をあてています)
この作品は、蟹に乗っかったカーネルサンダースが描かれており、1985年の阪神優勝のとき道頓堀川に投げ込まれたカーネルサンダースが2009年に発見された出来事をモチーフにしています。
グリコのマークを背景に、カーネルサンダースがくいだおれ人形の襟をあしらった服を着ています。乗っている蟹はかに道楽です。
山本太郎氏は次のことを提唱されています。ご本人のブログから引用させていただきました。
~「ニッポン画」とは、現在の日本の状況を端的に表現する絵画ナリ。ニッポン独自の笑いである「諧謔」を持った絵画ナリ。ニッポンに昔から伝わる絵画技法によって描く絵画ナリ。~
同じく日本画を現在の視点で描いている山口晃氏と比べると毒がなく素直に笑えます。都内でも時たま個展を開かれているようですが、冒頭の作品が上京してくれたら嬉しいです。
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