全生庵と周辺のお寺
8月28日は上野の森美術館で開催の大河原邦男の展覧会に行きましたが、その前に谷中を散策しました。今回と次回は谷中のお寺を紹介します。
まず訪れたのは全生庵です。
山岡鉄舟が建立したお寺で、三遊亭円朝の墓所があることで、下町風情を色濃く残す街の中にこのお寺はあります。

本堂の裏手には観音様がいらっしゃります。曇り空ですが、スコール明けの東南アジアの寺院にいるような気分になりました。

このお寺は全50幅の幽霊画で有名です、中でも一番有名な作品は円山応挙の幽霊画です。

儚げな美しさが魅力な作品です。
この作品には円山応挙の作品であることを証明する落款はなく、また、円山応挙がこの作品を描いたという証拠もないそうです。存在は信じられているが存在することが証明されていないので、この作品自体幽霊のようである旨が解説されています。
他には月岡芳年が描いた死相漂う「宿場女郎図」(幽霊ではなく生霊)という作品と伊藤晴雨のこの子と一緒に行きたかった~という怨念漂う「怪談乳房榎」、歌川国歳のでばがめという言葉が合うユーモラスな「こはだ小平次」もお勧めです。
毎年夏に公開ですが、今年は東京芸大の美術館で公開でした。

御朱印は書置きのものを頂くことができます。展覧会のあわただしい日に頂いたので日付が抜けているのは仕方がないです。

全生庵から見て鶯谷方面にある興禅寺です。札所ではないので御朱印はありません。曇り空ですが、青空が澄み渡る日は瑠璃色の屋根が美しく映えるのでお勧めです。

古い町並みが残り、お寺も多い谷中は東京の小京都といってもよいです。特に京都のような風景があるのが興禅寺からみて夕焼けだんだんのほうにある加納院の山門と右隣にある観音寺の築地塀です。私の谷中散歩は千駄木から全生庵に出て興禅寺の青い屋根と加納院の赤い山門の鮮やかさを愛でて、築地塀の風景に京都を想うのが定番です。

谷中はお寺が多く、どれも珠玉の魅力があります。次回は天王寺と周辺のお寺です。
観音寺の記事はこちらです。
まず訪れたのは全生庵です。
山岡鉄舟が建立したお寺で、三遊亭円朝の墓所があることで、下町風情を色濃く残す街の中にこのお寺はあります。

本堂の裏手には観音様がいらっしゃります。曇り空ですが、スコール明けの東南アジアの寺院にいるような気分になりました。

このお寺は全50幅の幽霊画で有名です、中でも一番有名な作品は円山応挙の幽霊画です。

儚げな美しさが魅力な作品です。
この作品には円山応挙の作品であることを証明する落款はなく、また、円山応挙がこの作品を描いたという証拠もないそうです。存在は信じられているが存在することが証明されていないので、この作品自体幽霊のようである旨が解説されています。
他には月岡芳年が描いた死相漂う「宿場女郎図」(幽霊ではなく生霊)という作品と伊藤晴雨のこの子と一緒に行きたかった~という怨念漂う「怪談乳房榎」、歌川国歳のでばがめという言葉が合うユーモラスな「こはだ小平次」もお勧めです。
毎年夏に公開ですが、今年は東京芸大の美術館で公開でした。

御朱印は書置きのものを頂くことができます。展覧会のあわただしい日に頂いたので日付が抜けているのは仕方がないです。

全生庵から見て鶯谷方面にある興禅寺です。札所ではないので御朱印はありません。曇り空ですが、青空が澄み渡る日は瑠璃色の屋根が美しく映えるのでお勧めです。

古い町並みが残り、お寺も多い谷中は東京の小京都といってもよいです。特に京都のような風景があるのが興禅寺からみて夕焼けだんだんのほうにある加納院の山門と右隣にある観音寺の築地塀です。私の谷中散歩は千駄木から全生庵に出て興禅寺の青い屋根と加納院の赤い山門の鮮やかさを愛でて、築地塀の風景に京都を想うのが定番です。

谷中はお寺が多く、どれも珠玉の魅力があります。次回は天王寺と周辺のお寺です。
観音寺の記事はこちらです。
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