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歌川芳艶  太平記焼山越之図

 鬼滅の刃という漫画が流行っているので、動画を見ました。
 るろうに剣心の映画が近々公開され、進撃の巨人が大ヒットし、ビームサーベルで斬りあうガンダムは今も根強い人気です。剣劇は途切れることなく人気がありますね。そこで歌川芳艶の「太平記焼山越之図」を紹介します。

2016年04月04日21時12分05秒0003

 歌川芳艶は歌川国芳の弟子ですが月岡芳年に隠れて知名度は低く、展覧会に出展される機会も少ないのですが、国芳の武者絵の才能を最もよく受け継いだ絵師として知られてます。
 10年以上前太田記念美術館で歌川芳艶の展覧会が開催され、圧倒的な迫力に魅了されました。この作品は2016年4月に練馬区立美術館で開催された歌川国芳の展覧会で見ました。

 この作品は、加藤清正が焼山にある城を攻める際、大蛇に遭遇したのでこれを撃退。そこの山の精や木の精が加勢している風景です。画像が小さくて恐縮ですが、歌川芳艶の作品はのように迫力ある擬音が聞こえ、ぶつかり合う肉体と技に圧倒されます。

 さて、台湾を旅行した時、丁髷を辮髪に、着物をチャイナドレスにした中華の時代劇を見ました。オランダ・イギリスでも似たようなノリのドラマを見た覚えがあります。そもそもコスチュームプレイは「時代劇」らしいです。
 銃と違って剣は生身の人間のぶつかり合いで、銃と違って動きも舞うように美しい。だからこそ人種を超えて人気があるのですね。 
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