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装束稲荷神社・十条富士神社と王子装束ゑの木大晦日の狐火

 歌川広重は名所江戸百景で王子界隈を描いており、その中で有名なものは「王子装束ゑの木大晦日の狐火」です
 季節外れではありますが、今回お参りした装束稲荷神社に関係する作品なので紹介します。

2016年05月05日20時10分44秒0001

 名所江戸百景は人々の営みを描いた作品ですが、この作品は人ではないものを描いた妖しい作品です。
 関東八ヶ国の稲荷のお使いが、大晦日に王子稲荷神社へお参りする前、榎の下で装束を着替えたと言い伝えられています。作品の右側は王子稲荷神社の杜で、着替えた狐がそこを目指している様子が描かれています。

P1020398.jpg

 この榎は戦前に切り倒され、その記念として装束稲荷神社が設けられました。意外と新しい神社です。

P1020399.jpg

 狐のお面が飾られているのが特徴的です。現在では大晦日から元日にかけての深夜に、狐のお面をかぶった裃姿の人々が、装束稲荷から王子稲荷神社までの道のりをお囃子と一緒に練り歩くイベントが行われています。

P1020390.jpg

 十条富士神社は装束稲荷神社から自転車で10分程度の場所にあります。1615年頃にこの地にあった古墳を利用して築かれたそうです。

P1020387.jpg

 富士山講の塚が多く立ち並んでおります。現在は階段がありますが、本来は左右に登山路があったようです。

P1020389.jpg

 頂上の祠です。この神社は高台にあるので、江戸時代は富士山と筑波山そして隅田川の両岸に広がる平野を見渡すことができる江戸市中の富士塚では見れない雄大な景色が見れたかもしれないです。
 なお、この神社は王子神社の境外末社です。(王子神社はこちら) 
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