九品仏浄真寺 世田谷区奥沢
自粛要請が解除され始めているとはいえ、個人的には出勤以外は電車の乗っての外出はまだ憚りたいところです。
今月は寺社はしていません。そこで今回は過去記事の中からおすすめのお寺をお勧めしたいです。紹介するお寺は世田谷区にある浄真寺です。2016年5月の記事を一部再編集しています。
世田谷区のお寺といえば豪徳寺が有名ですが、こちらのお寺のほうが実は奈良、京都、鎌倉お寺並みに見どころ・いわれが多いです。

先ずは山門です。このお寺は緑豊かですが、門の外からでもそのことが分かります。

山門をくぐって右手にある閻魔堂です。このお寺は見るべき仏像が多いです。

参道は青モミジが鮮やかです。すがすがしい空気が満ちていました。お地蔵様のよだれかけの朱色と新緑の組み合わせが美しかったです。

堂々たる仁王門です。1793年に建立されました。都心部にも江戸時代に建てられた建造物はありますが、ビル・マンションに囲まれた風情にかける場合が多いですが、新緑に囲まれた仁王門は森の奥にある神木のような堂々さです。

鐘楼です。。それは森の中で遊ぶ動物たちのように精緻な十二支の彫刻が施されています。

このお寺名物にして我が郷土の花である鷺草です。
水辺に咲く可憐な花です。戦前まではそこらへんで咲いていたそうですが群生地は今ではないらしいです。このお寺は「奥沢」にあります。
他にも駒沢、代沢、北沢etc旧地名に「松沢」などなど、世田谷区は「沢」と名の付く地名が多いです。それは水辺が多かったことを物語っています。お寺は地域の歴史を今に伝える場所であることを改めて認識しました。

九品仏浄真寺の伽藍は変わった配置です。山門を抜けて仁王門をくぐると正面は本堂ですが、こちらは山門をくぐって左折すると仁王門、仁王門をくぐって右に曲がると本堂という配置です。

本堂の脇にある枯山水です。都内には多くのお寺があるにも関わらず、枯山水の庭がありそれが公開されているお寺は珍しいです。

境内はさらに新緑が濃いです。秋は紅葉が見事と思われますが、個人的にはこのお寺は夏のイメージが強いです。

本堂です。ベルギーの画家、エミール・クラウスの作品の中に入り込んだように光と緑が調和した境内です。
ちなみにこの銀杏は都の天然記念物です。

九品仏は見るべき仏像が多く、しかも拝観料なし!まずは釈迦牟尼如来です。左は「九品」(きゅうぼん)というゆるキャラです。

五劫思惟阿弥陀、通称「アフロ仏」です。都内ではこのお寺にしかいらっしゃりません。21億6千万年もどうやって人を救おうか考えている有難い仏さまです。なお、五劫思惟阿弥陀の御朱印を頂くこともできます。今回のお参りで初めて知りました。御朱印長を持参しなかったのが悔やまれます。

このお寺は、3つの阿弥陀堂に3体合計9体のそれぞれ印相の異なった阿弥陀如来像が安置されているから「九品仏」と呼ばれています。9体のそれぞれ印相の異なった阿弥陀如来像が安置されてるお寺は他には京都の浄瑠璃寺のみらしいです。
こちらは「上品上生」、「上品中生」、「上品下生」の印相です。
さて、このお寺では「お面かぶり」と呼ばれる仏教行事あり、本堂と上品堂の間に渡された橋を菩薩の面をかぶった僧侶らが渡るというものです。このお寺の独特なレイアウトはこの行事のためだそうです。
3年ごとに開催され、今年は開催年でしたが来年に延期されました。

御朱印です。多くの仏さまの印が押されたとてもありがたい御朱印です。「お面かぶり」の御朱印もあるそうです。このお寺の見どころは鷺草の咲く夏。近くにある等々力渓谷との散策(こちら)と併せてお参りください。
今月は寺社はしていません。そこで今回は過去記事の中からおすすめのお寺をお勧めしたいです。紹介するお寺は世田谷区にある浄真寺です。2016年5月の記事を一部再編集しています。
世田谷区のお寺といえば豪徳寺が有名ですが、こちらのお寺のほうが実は奈良、京都、鎌倉お寺並みに見どころ・いわれが多いです。

先ずは山門です。このお寺は緑豊かですが、門の外からでもそのことが分かります。

山門をくぐって右手にある閻魔堂です。このお寺は見るべき仏像が多いです。

参道は青モミジが鮮やかです。すがすがしい空気が満ちていました。お地蔵様のよだれかけの朱色と新緑の組み合わせが美しかったです。

堂々たる仁王門です。1793年に建立されました。都心部にも江戸時代に建てられた建造物はありますが、ビル・マンションに囲まれた風情にかける場合が多いですが、新緑に囲まれた仁王門は森の奥にある神木のような堂々さです。

鐘楼です。。それは森の中で遊ぶ動物たちのように精緻な十二支の彫刻が施されています。

このお寺名物にして我が郷土の花である鷺草です。
水辺に咲く可憐な花です。戦前まではそこらへんで咲いていたそうですが群生地は今ではないらしいです。このお寺は「奥沢」にあります。
他にも駒沢、代沢、北沢etc旧地名に「松沢」などなど、世田谷区は「沢」と名の付く地名が多いです。それは水辺が多かったことを物語っています。お寺は地域の歴史を今に伝える場所であることを改めて認識しました。

九品仏浄真寺の伽藍は変わった配置です。山門を抜けて仁王門をくぐると正面は本堂ですが、こちらは山門をくぐって左折すると仁王門、仁王門をくぐって右に曲がると本堂という配置です。

本堂の脇にある枯山水です。都内には多くのお寺があるにも関わらず、枯山水の庭がありそれが公開されているお寺は珍しいです。

境内はさらに新緑が濃いです。秋は紅葉が見事と思われますが、個人的にはこのお寺は夏のイメージが強いです。

本堂です。ベルギーの画家、エミール・クラウスの作品の中に入り込んだように光と緑が調和した境内です。
ちなみにこの銀杏は都の天然記念物です。

九品仏は見るべき仏像が多く、しかも拝観料なし!まずは釈迦牟尼如来です。左は「九品」(きゅうぼん)というゆるキャラです。

五劫思惟阿弥陀、通称「アフロ仏」です。都内ではこのお寺にしかいらっしゃりません。21億6千万年もどうやって人を救おうか考えている有難い仏さまです。なお、五劫思惟阿弥陀の御朱印を頂くこともできます。今回のお参りで初めて知りました。御朱印長を持参しなかったのが悔やまれます。

このお寺は、3つの阿弥陀堂に3体合計9体のそれぞれ印相の異なった阿弥陀如来像が安置されているから「九品仏」と呼ばれています。9体のそれぞれ印相の異なった阿弥陀如来像が安置されてるお寺は他には京都の浄瑠璃寺のみらしいです。
こちらは「上品上生」、「上品中生」、「上品下生」の印相です。
さて、このお寺では「お面かぶり」と呼ばれる仏教行事あり、本堂と上品堂の間に渡された橋を菩薩の面をかぶった僧侶らが渡るというものです。このお寺の独特なレイアウトはこの行事のためだそうです。
3年ごとに開催され、今年は開催年でしたが来年に延期されました。

御朱印です。多くの仏さまの印が押されたとてもありがたい御朱印です。「お面かぶり」の御朱印もあるそうです。このお寺の見どころは鷺草の咲く夏。近くにある等々力渓谷との散策(こちら)と併せてお参りください。
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