龍口経太 白虎
千駄ヶ谷にある佐藤美術館では「25人の作家たち ~佐藤国際文化育英財団25周年記念奨学生選抜~」という展覧会が3月5日まで開催されており、このブログで推している画家、龍口経太と山本大貴の作品も2作品ずつ展示されています。嬉しいことに絵葉書も販売されていたので、今回は龍口経太の「白虎」を紹介します。

今日本で一番官能的で神々しい女性を描く画家といえます。この作品は白いランジェリーから透ける肌が官能的ですが、うねる白髪に注目です。絵葉書をスキャンしたものなのでいまいち伝わりづらいですが髪の美しさ、躍動感は逆に畏れという感情が湧き立つくらいです。白虎は邪を追い払う神でもあります。意思をもつ別の存在のような白髪は邪をからめとり、浄化してくれそうです。
他の作品もですが、龍口経太の描く女性は官能さよりも意思を持った存在のような髪の描写に注目です。古今東西「髪」は霊力が宿るものですが、龍口経太の作品が放つ神々しさは髪の描写にあると思っています。
この展覧会には「畏界」という作品があります。この作品は天空に浮かぶ門の両脇から龍のように蠢く立ち木を描いた作品です。龍のような立ち木もこの画家が好んで描くモチーフのようです。このブログで紹介している次の作品もどうぞ!
「操り人形」
「無題」
「髪 焔(習作)」

今日本で一番官能的で神々しい女性を描く画家といえます。この作品は白いランジェリーから透ける肌が官能的ですが、うねる白髪に注目です。絵葉書をスキャンしたものなのでいまいち伝わりづらいですが髪の美しさ、躍動感は逆に畏れという感情が湧き立つくらいです。白虎は邪を追い払う神でもあります。意思をもつ別の存在のような白髪は邪をからめとり、浄化してくれそうです。
他の作品もですが、龍口経太の描く女性は官能さよりも意思を持った存在のような髪の描写に注目です。古今東西「髪」は霊力が宿るものですが、龍口経太の作品が放つ神々しさは髪の描写にあると思っています。
この展覧会には「畏界」という作品があります。この作品は天空に浮かぶ門の両脇から龍のように蠢く立ち木を描いた作品です。龍のような立ち木もこの画家が好んで描くモチーフのようです。このブログで紹介している次の作品もどうぞ!
「操り人形」
「無題」
「髪 焔(習作)」
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