カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ 雪の中の巨人塚
村上春樹の「羊をめぐる冒険」を読みました。学生の頃は単なる気取りで読んだのですが、喪失を抱えて生きることの大変さが理解できる今日この頃はこの小説に共感しています。
そこで今回は私がこの小説をイメージしたカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「雪の中の巨人塚」を紹介します。

ドイツ人画家が描いているので、この塚は古代のゲルマン人が建立したものでしょうか?この塚は人々から大事にされ、注目されていたに違いないですが、輝かし日々は喪失されたままです。
しかし、幾年の風雪を耐えた石塚には威厳も感じます。この作品は夏の風景を描いたものもあるそうですが、つらい日々を乗り越えたら一回り成長して、再び良い日々が訪れることを連作にして表したのかもしれないです。
この画家は喪失を抱えた人生を送っています。このあたりが「羊をめぐる冒険」を連想しました。 また、小説では主人公が雪の積もる北海道の山荘に籠って友人を待ち続け、最後の別れをする場面がクライマックスです。
この絵画は小説のクライマックスシーンも連想したので紹介しました。
このブログで紹介しているほか作品もどうぞ!
月を眺める2人の男
窓辺の婦人
朝日のあたる村の風景(孤独な樹)
似たようなモチーフの作品、アンドリュー・ワイエスの「火打石」もどうぞ!
そこで今回は私がこの小説をイメージしたカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「雪の中の巨人塚」を紹介します。

ドイツ人画家が描いているので、この塚は古代のゲルマン人が建立したものでしょうか?この塚は人々から大事にされ、注目されていたに違いないですが、輝かし日々は喪失されたままです。
しかし、幾年の風雪を耐えた石塚には威厳も感じます。この作品は夏の風景を描いたものもあるそうですが、つらい日々を乗り越えたら一回り成長して、再び良い日々が訪れることを連作にして表したのかもしれないです。
この画家は喪失を抱えた人生を送っています。このあたりが「羊をめぐる冒険」を連想しました。 また、小説では主人公が雪の積もる北海道の山荘に籠って友人を待ち続け、最後の別れをする場面がクライマックスです。
この絵画は小説のクライマックスシーンも連想したので紹介しました。
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