上村松園 「焔」と「花筐」
夏といえばホラー。今回は涼しくなりそうな作品を2つ紹介します。まずは上村松園の「焔」を紹介します。

幽霊画といえば松井冬子も有名で長い黒髪だけを描いた、怨念だけがいつまでも続くような怖い作品もありますが、この作品はその先達といえます。
この作品は六条御息所が光源氏の正妻、葵の上への屈辱と嫉妬から生霊なった場面を描いた作品で、怖い日本画は?と聞けばこれと答える方も多いと思います。指をかむしぐさが色っぽくも恐ろしいです。 女性の黒髪は美しさの象徴ですが、同時に怖さの象徴。貞子も茶髪だったら怖くないです。
さて、次は同じく上村松園の「花筐」です。

能の演目花筐の一場面です。
愛しさのあまり狂った様を描いた作品です。私が注目しているところは花筐にある手紙(?)です。私のもとに戻ってきてと手招きしているように見えるので病んでる女性より手紙のほうが怖く感じます。手紙は書いた人の思いが宿るからでしょうか?
あの手この手で涼を得る季節です。私もついに日傘を買いました。かなりいいです!。。。話がそれましたが怖い絵を見て涼を得るのも一興ですね。

幽霊画といえば松井冬子も有名で長い黒髪だけを描いた、怨念だけがいつまでも続くような怖い作品もありますが、この作品はその先達といえます。
この作品は六条御息所が光源氏の正妻、葵の上への屈辱と嫉妬から生霊なった場面を描いた作品で、怖い日本画は?と聞けばこれと答える方も多いと思います。指をかむしぐさが色っぽくも恐ろしいです。 女性の黒髪は美しさの象徴ですが、同時に怖さの象徴。貞子も茶髪だったら怖くないです。
さて、次は同じく上村松園の「花筐」です。

能の演目花筐の一場面です。
愛しさのあまり狂った様を描いた作品です。私が注目しているところは花筐にある手紙(?)です。私のもとに戻ってきてと手招きしているように見えるので病んでる女性より手紙のほうが怖く感じます。手紙は書いた人の思いが宿るからでしょうか?
あの手この手で涼を得る季節です。私もついに日傘を買いました。かなりいいです!。。。話がそれましたが怖い絵を見て涼を得るのも一興ですね。
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