中村岳陵 婉膩水韻
暑い日は水浴びをしてさっぱりしたいですね。
去年の夏は息子と虫捕り三昧の夏でしたが、今年はプールまたはじゃぶじゃぶ池で水遊び、海水浴にいきました。そこで今回紹介する作品は中村岳陵の「婉膩水韻」です。

中村岳陵は静岡県出身の日本画家で、この作品は静岡県立美術館が所蔵しており、4年前の2月に都立美術館で開催された「日本美術院 再興100年 振り返る「世紀の日本画」にも出展されていました。
いまでこそ日本画で裸婦像は珍しくないです。服を脱ぎ捨てた美女が泳ぐ様は当時(昭和16年)は物議をかもしたそうですが、、昭和16年という抑圧的な時代がそうさせたのではないかと思ってます。
この作品のタイトルは「えんじすいいん」と読みます。「膩」は女性の白く滑らかな肌を意味する漢字らしいです。
文字通り色白の美女が涼しげに泳ぐ様を描いた清らかな色気がたまらない作品です。画面左下と右下に浮かぶ花が散花のようなので、天女が地上で涼んでいるように美しいです。
それにしてもこの酷暑。
どうかにならないものでしょうか。。。。。
去年の夏は息子と虫捕り三昧の夏でしたが、今年はプールまたはじゃぶじゃぶ池で水遊び、海水浴にいきました。そこで今回紹介する作品は中村岳陵の「婉膩水韻」です。

中村岳陵は静岡県出身の日本画家で、この作品は静岡県立美術館が所蔵しており、4年前の2月に都立美術館で開催された「日本美術院 再興100年 振り返る「世紀の日本画」にも出展されていました。
いまでこそ日本画で裸婦像は珍しくないです。服を脱ぎ捨てた美女が泳ぐ様は当時(昭和16年)は物議をかもしたそうですが、、昭和16年という抑圧的な時代がそうさせたのではないかと思ってます。
この作品のタイトルは「えんじすいいん」と読みます。「膩」は女性の白く滑らかな肌を意味する漢字らしいです。
文字通り色白の美女が涼しげに泳ぐ様を描いた清らかな色気がたまらない作品です。画面左下と右下に浮かぶ花が散花のようなので、天女が地上で涼んでいるように美しいです。
それにしてもこの酷暑。
どうかにならないものでしょうか。。。。。
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