鳥見神社 千葉県白井市富塚
11月25日に千葉県白井市富塚にある鳥見神社をお参りしました。


北総線の新鎌ヶ谷または東武野田線高柳駅からバスで約15分の場所にあります。
小さな神社ですが、見どころは3つあります。バスの本数は少ないですが行く価値は十二分にあります。


一つは上の下段にある「切られ庚申」です。
右側背面には大きくえぐられた傷があります。
近辺に江戸時代に銚子で水揚げされた魚を運ぶのに利用された「鮮魚道」という街道があります。
庚申塔のえぐられた部分は、「鮮魚道」を行く飛脚が夜中に火の玉に襲われ、恐ろしさのあまり闇雲に刀を振い、誤って斬りつけてしまった刃跡だという伝承があります。

2つ目は歓喜天の石仏です。18世紀頃この神社に安置されたそうです。
秘仏であることが多い歓喜天の石仏が安置されていること自体が珍しいです。

3つ目は1812年に建てられた本殿の彫刻の素晴らしさです。まずは向拝の龍の彫刻です。中備と向拝柱に巻き付いた龍の彫刻は素朴な美しさがあります。いままでいろいろな神社をお参りしましたが彫刻のすばらしさはこの神社がトップクラスです。

壁三面には二十四孝の彫刻が飾られています。まずは裏側にある「郭巨」

右側の「楊香」です。

左側の「唐夫人」です。
千葉ニュータウン周辺の神社を画像検索するといづれの神社も彫刻が見事ですが、この白井市富塚にある鳥見神社が一番素晴らしいです。
もともと寺社には「二十四孝」の彫刻が飾れられていますが、北総地域に限って言えば案外神社毎にストーリーが異なっていてすべての神社をお参りすれば「二十四孝」の教えが身につくようになっているのではと思いました。


北総線の新鎌ヶ谷または東武野田線高柳駅からバスで約15分の場所にあります。
小さな神社ですが、見どころは3つあります。バスの本数は少ないですが行く価値は十二分にあります。


一つは上の下段にある「切られ庚申」です。
右側背面には大きくえぐられた傷があります。
近辺に江戸時代に銚子で水揚げされた魚を運ぶのに利用された「鮮魚道」という街道があります。
庚申塔のえぐられた部分は、「鮮魚道」を行く飛脚が夜中に火の玉に襲われ、恐ろしさのあまり闇雲に刀を振い、誤って斬りつけてしまった刃跡だという伝承があります。

2つ目は歓喜天の石仏です。18世紀頃この神社に安置されたそうです。
秘仏であることが多い歓喜天の石仏が安置されていること自体が珍しいです。

3つ目は1812年に建てられた本殿の彫刻の素晴らしさです。まずは向拝の龍の彫刻です。中備と向拝柱に巻き付いた龍の彫刻は素朴な美しさがあります。いままでいろいろな神社をお参りしましたが彫刻のすばらしさはこの神社がトップクラスです。

壁三面には二十四孝の彫刻が飾られています。まずは裏側にある「郭巨」

右側の「楊香」です。

左側の「唐夫人」です。
千葉ニュータウン周辺の神社を画像検索するといづれの神社も彫刻が見事ですが、この白井市富塚にある鳥見神社が一番素晴らしいです。
もともと寺社には「二十四孝」の彫刻が飾れられていますが、北総地域に限って言えば案外神社毎にストーリーが異なっていてすべての神社をお参りすれば「二十四孝」の教えが身につくようになっているのではと思いました。
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