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ギュスターヴ・モロー 「出現」

 パナソニック汐留ミュージアムでは「ギュスターヴ・モロー展—サロメと宿命の女たち—」が開催されており、以前このブログでも紹介した「一角獣」(こちら)が2作品出展されていましたが、今回は紹介する作品は、ギュスターヴ・モロー といえばこれというべき「出現」です。

出現

 10数年前に、bunkamuraミュージアムの展覧会でも見ました。

 サロメが王の前で踊っている際にヨハネの首の幻を見たという図で、建物の輪郭がくっきりと描かれていますが、あまりにも強い光で色彩が消えて輪郭しかわからない感じを描いてみたのでしょうか?  私にはサロメがヨハネを調伏しているようにしか見えません。
 
 雷はプラスの電荷とマイナスの電荷が組み合った時に発生するらしいように、快楽(裸婦)と苦痛(暴力的なもの)といった相反するものが合わさると、ものすごい色気を放つ時があります。 空山基、山本タカトの作品がよい例です。
 ギュスターヴ・モローのサロメを見るたびに感じるインパクトの秘密はここにあるのかもしれません。

 さて、サロメを妖女・悪女として描く作品は多いですが、私はサロメを聡明かつ勇敢な女性として描いた塩野七生の「「サロメの乳母の話」が印象的です。このブログで紹介している他の作品もどうぞ!!

「聖ゲオルギウスと竜」(こちら
「聖なる象(ペリ)」(こちら
「岩の上の女神」(こちら) 
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