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三重野慶 言葉にする前のそのまま

 玉前神社をお参りしたあと、ホキ美術館に行きました。
 今回紹介する作品は三重野慶の「言葉にする前のそのまま」です。

2019年03月07日21時33分18秒0001 (2)

 三重野慶氏は1985年生まれの若手写実作家です。 この作品の精巧な美しさはSNSで話題になったそうです。

 若い子の肌は水をはじくともいいますが、乙女の瑞々さが魅力的です。
 また、水の透明感あふれる描写が秀逸です。川の流れは川底の石、反射する光等いろいろな要素で複雑な姿を見せますが、この作品は複雑な姿を精巧に描いています。

 しばらくの間、ホキ美術館中の「人・ひと・人 —人って面白い—」で見た作品が続きます。私が好きな卯野和宏の作品はなく、山本大貴は2作品でしたが、写実作家の大御所から新人まで幅広い層の作品が楽しめます。
 今回三重野慶氏の作品を紹介したのは、若手写実作家の作品の中で群を抜いて精巧な作品を描いたからですが、それ以上にこの作品に萌えいづる春の訪れを感じたからです。

安彦文平 自然への感謝

 10月になりました。実りの秋です。実りは自然がもたらすものです。そこで今回紹介する作品は安彦文平の「自然への感謝」です。

自然への感謝

 安彦文平は主に静物画を描くリアリズム絵画の画家でこの作品はホキ美術館が所蔵しています。岩場に置かれた花や野菜を描いた作品群は意表を突く構図とどことなくシュールな雰囲気が魅力的です。

 自然は実りをもたらします。さて、この季節いも煮会で川原で野菜を持ち寄る機会が多いと思います。いも煮会は秋の実りに感謝することが目的らしいです。今回この作品を選んだのはタイトルもさることながら、川原で秋の恵みを食べながら過ごすいも煮会を連想したからです。

 いも煮会の季節になると醤油味か味噌味という議論がよくありますが、私は身体が温まるから味噌派です。ちなみに福島県人の母は醤油派。秋になると父と兄からすればどうでもよい議論を親子としたものです。皆様はどちらでしょうか?

原雅幸 「Kendalの思い出」と「光る海」

 千葉ニュータウンにある職場へ向かう電車の窓からは、田園風景が見えます。また、ビルから千葉ニュータウンを眺めるとこの街は緑に囲まれてることがわかります。
 さて、イギリスでは町の周辺を緑で囲むグリーンベルトという区域があるそうです。緑に囲まれた千葉ニュータウンはイギリスの街のようです。そこで今回紹介する作品はイギリスのスコットランド在住の日本人画家、原雅幸の「Kendalの思い出」と「光る海」です。
 
kedndalの思い出

 まずは「Kendalの思い出」です。
 スコットランドといえばエバーグリーンの田園または牧草地帯を思い浮かびますが、原雅幸氏の作品はコットランドの美しい風景を精密にそして崇高に描いた作品で有名です。
   
 画面中央の川の橋のたもとにいる小さな2人の人物に対し、木々はとても大きく描かれており、自然への畏怖を感じます。そのせいか、この作品はカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの「朝日のあたる村の風景(孤独な樹)」を連想します。
(過去記事はこちら

2013年06月05日21時59分43秒0001

 次に「光る海」です。
 原雅幸は大阪泉南郡出身で、この作品は生まれ育った泉南の風景を描いたものです。
 画面の向こう側には大阪湾が光り輝いてます。この作品からは田園の土のにおい、虫鳥蛙等の声が感じます。(作品に描かれている季節は秋から冬と推測されますが、、、)

 都会に暮らしていると田園風景が珍しく、そして心が和みます。上の作品は毎朝出社時に見る田園風景、下の作品帰宅時に見る田園風景のようなので紹介しました。いづれの作品もホキ美術館が所蔵しています。

相笠昌義 四季電車図

 日々の暮らしは大変ですが、愛おしと思う今日この頃なので、今回紹介する作品は相笠昌義の「四季電車図」です。

四季電車図

 日本人洋画家の重鎮、相笠昌義氏は都会の日常的な風景を描くことで有名です。これは銀座の彩鳳堂画廊で2012年の11月に行われた展覧会に展示されていた作品です。(この時の記事はこちら
  
 課を異動して2か月。昨年度は上司との仲がこじれて不穏かつ不安な日々でした。
 部は一緒だから憎い上司とは顔を合わせるため不快なことを思い出すことはあるものの、今は心の平穏を取り戻し、平穏な日常のすばらしさを感じています。
 そのせいか、「幸せ」とは平穏な日常の積み重ねであると思うようになりました。相笠昌義氏の作品は平穏な日常のすばらしさを強く語りかけてきます。

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