フェルナン・クノップフ 「青い翼」と 「白、黒、黄金」

 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」ではフェルナン・クノップフの作品も展示されていたので、その一つ「青い翼」を紹介し、併せて当作品の連作?と思われる 「白、黒、黄」も紹介します。

2017年07月16日21時45分02秒0003       白、黒、金

 左が展覧会に出展されていた「青い翼」です。
以前、 「白、黒、黄金」をこのブログで紹介する際、いろいろ調べていたら、「青い翼」という似たような作品があることを知り、是非見たいと思っていた作品なので、今回の展覧会で一番感激しました。

 並べてみると「青い翼」は内省的で「白、黒、黄金」は心が解き放たれたような印象を受けます。
 これらの作品は写真を着色したものです。この女性はフェルナン・クノップフの妹、マルグリット・クノップフで、彼にとっての美の女神です。 画面中央の像はおそらくケルビム。この天使はマリヤ様とかイエス様と一緒に描かれることが多いです。フェルナン・クノップフにとって妹はマリヤ様に匹敵する尊いものであったことがうかがえます。 
 
 ベルギー絵画好きにたまらない充実の展覧会。他にもジェームス・アンソールやもちろんルネ・マグリットの作品も展示されたいます。是非お出かけください。
 
フェルナン・クノップフの次の作品もご覧ください。
茶色の瞳と一輪の青い花
ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像
「天井画-絵画、音楽、詩歌」
「ブリュージュの思い出-ベギーヌ修道院入口」

豊栄稲荷神社と渋谷御嶽神社

 前回、金王八幡神社を紹介したので、今回はこの神社の隣にある豊栄稲荷神社と宮益坂経由で金王八幡神社に行く途中にある渋谷御嶽神社を紹介します。
 まずは、豊栄稲荷神社です。

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1703年に創建され、現在の渋谷駅あたりにありましたが、昭和36年に金王八幡神社の隣に遷座しました。

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 このお稲荷様の良いところは、お稲荷様の妖しさが存分に伝わるところです。

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 冒頭の画像のとおり、朱色の鳥居が暗がりを抜けたら現れような造りがそうさせております。
 金王八幡神社は3度目のお参りですが豊栄稲荷神社は今回が始めてです。なんで今までこの神社のすばらしさに気づかなかったのか?

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 宮益坂中腹にある渋谷御嶽神社は1570年に創建、1644年頃に再建したといわれております。
 余談ですが、かつてこの神社の正面あたりに宮路社長で有名な「城南電機」がありました。

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 豊栄稲荷神社とは対照的に清らかな雰囲気が魅力的です。都内に神社は多くあれど、枯山水風の境内は初めて見ました。

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 「御嶽神社」なので、眷属は狼です。狛犬様の代わりに狛狼様がいらっしゃりました。
 今まで宮益坂を上り下りすることは何度もあり、この神社のことは前々より知っていましたが、お参りは今回が初めてです。
今回の神社めぐりは、改めて都内には魅力的な神社がまだまだあることを知りました。いずれの神社も御朱印を頂くことは可能なので次回は頂きたいです。 

ポール・デルヴォー 「セイレン」と「海は近い」

 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」では、ベルギー象徴派の作品、シュールリアリズムの作品の多数展示されておりました。そこで今回紹介する作品はポール・デルヴォーの「セイレン」(上段)と「海は近い」(下段)です。いずれも私の憧れである姫路市立美術館が所蔵しておりますが、上京されることも多いようで今回は2度目の御対面です。
 
2017年07月16日21時42分02秒0001

 灰色に満ちた風景は虚ろです。セイレンは海の魔物ですが、この作品は夏に怪談話を楽しむような感覚で見ると良いかもと思いました。
 この展覧会では前回紹介したような人間の暗黒面を描いた作品も多く、誰もが持っている暗黒面を見つめることで内省が促されるような気分になりました

海は近い
 
 西洋人は月明かりに良いイメージを持たず「死」を連想するそうです。そういうイメージで見るとこの絵は冥界のようです。
 しかし、月明りに良いイメージを持つ東洋人としては、月は再生の象徴であり、海は生命が生まれる場所であります。なので、この絵を見ていると万物は無に帰すが、また再生するのと解釈できると思います。
 次回はフェルナン・クノップフです。
 
 このブログでは「トンネル」という作品も紹介しています。合わせてご覧ください(こちら

金王八幡神社 渋谷区渋谷

 7月17日にBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」を見た後、
金王八幡神社をお参りしました。

 渋谷駅のスクランブル交差点から宮益坂を登って青山通りを渡り、坂を下って六本木通りを渡った場所に鎮座しております。
実はこの行程は遠回りですが、渋谷が文字通り谷間にある街であることを実感します。

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 一の鳥居から見下ろすような位置に二の鳥居と神門があります。

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 神門を通ると御神木があります。

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 社殿です。神門とともに1612年に建立されました。この神社は駅を降りて結構きつい坂を上った場所にありますが、
このきらびやかな社殿はそれだけの苦労をする価値があります。

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この神社は土佐坊昌俊ゆかりの神社です。勇将として知られる土佐坊昌俊を思わす勇壮な彫刻が魅力的です。

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 社殿左側の虎です。

IMG_1994.jpg

 社殿右側の獏です。

IMG_1993.jpg

 この神社は中世の頃、現在の渋谷から麻布周辺を支配した渋谷氏が1092年に建立しました。現在も境内にその城砦の石が保存されています。

御朱印

 これが御朱印です。頂いた年は鎮座920年のメモリアルイヤー。御朱印は護札みたいなものと思ってるので、メモリアルイヤーの印がある御朱印には特別に力がありそうです。 次回は冒頭で紹介した行程にある神社を紹介します。

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